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求められているもの
2020年の
省エネ基準適合住宅の
義務化とは?
これからの家づくりにおいては、
「省エネ」が大きなキーワードとなります。
2011年の東日本大震災以降、エネルギー消費の削減が叫ばれる中、
政府は2020年までに住宅新築時の新省エネ基準の義務化を予定しています。
省エネ性能の向上は、私たちにとっても、
光熱費削減や税制優遇などの大きなメリットがあります。
これから住宅の新築をお考えの方は、
未来基準の省エネを視野に入れることが重要となります。
No.1
長期優良住宅とは?
耐久・耐震・省エネ性など
家を良好な状態で長持ちさせるために設けられた基準をクリアした住宅です。
家族構成が変わった時などを考慮し、配管等の維持管理や間取りの変更などが
容易にできるよう一定の措置が講じられており、
数世代に渡って住み続けることができます。
No.2
長期優良住宅のメリット
長期優良住宅促進法の認定基準を満たす住宅を取得した場合、
住宅ローン減税の拡充・登録免許税の税率引き下げ・不動産取得税の控除額拡充・
固定資産税減額期間の延長などの減税措置を受けることができます。
No.3
長期優良住宅の認定基準
長期優良住宅には、大きく分けて7つの認定基準があります。
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劣化対策
- 床下や小屋裏に点検口を設置することや、床下の点検にあたり、十分な高さを確保することが必要です。
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耐震性能
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大規模な地震に対して、倒壊しにくく、
損害が少なくて済む一定の耐震性が必要です。
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耐久性能
- 何世代にも渡って住み継ぐには、構造や骨組みをしっかり作り、耐久性能を持たせる必要があります。
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維持管理
更新の容易性 - 耐用年数が比較的短い内装や設備は、補修や取り替えが容易であることが求められます。
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住戸面積
- 良好な暮らしを送るために、住まいには必要最低限な広さが決められています。
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省エネルギー
性能 - 断熱性能などの省エネ性能が確保されている必要があります。
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住居性能
- 各地域の街並みに調和するように配慮した住まいが求められます。
住宅性能表示制度
について
新築住宅の基本的な性能を
客観的に判断できる指針(日本住宅性能表示基準)をもとに、
第三者が住宅の性能を適正に評価する制度です。
評価項目には、構造、防火、劣化軽減など計10分野があります。
平成12年4月1日施行の「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で創設され、
住宅供給者または取得者を対象とした任意利用の制度です。