鈴木大拙は、日本の禅文化を海外に広くしらしめた、金沢の仏教哲学者。
小立野台地から続く斜面緑地を背景に、石垣や水景などによって金沢を象徴する景観を創造し、
大拙の世界を展開している。
建築は、｢玄関棟｣｢展示棟｣｢思索空間棟｣を回廊で結ぶとともに、
｢玄関の庭｣｢水鏡の庭｣｢露地の庭｣によって構成。
来館者それぞれが大拙について知り、学び、考えることが意図されている。