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浦建築研究所=ゆらぎの茶室-忘機庵
本プロジェクトはベルリン王宮内で欧州最大の文化施設「フンボルトフォーラム」内に設置される「ベルリン国立アジア美術館」の茶室設計コンペにて最優秀案に選定されたもの。展示だけでなく茶会の実演も行われました。
2019年6月、日本で仮組を行い施主による検査が行われ、同年11月にドイツ・ベルリンにて竣工。現地では日本の職人とドイツの職人が協力して工事を行い、ベルリン初となる茶室は現地メディアにも多数取り上げられています。

コンセプトは茶道の精神性に気付く唯一無二の茶室。設計は浦建築研究所。
工芸と建築が融合する現代茶室として、茶道裏千家今日庵業躰の奈良宗久氏監修の下、陶芸家の中村卓夫氏、漆芸家の西村松逸氏、金工作家の坂井直樹氏、3名の現代工芸家と議論しながら案はまとめられました。施工は株式会社家元。
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