- ナカサイアーキテクツ×ガネーシャ＝「焼肉ハウス 大将軍」
- ショーグンバーガー、ショーグンピザなど多角的に怒涛の勢いで店舗展開を続けている株式会社ガネーシャが直営する「焼肉ハウス大将軍」は富山に３店舗あり、同業態においては県外初出店となるプロジェクトです。
2023年に入って間もなく、施工管理を家元、設計監理をナカサイアーキテクツにて遂行してきました。
場所は金沢市片町の伝馬町商店街。築170年の町屋のリメイクです。
時代の経過が刻まれた躯体は空間に重みと懐かしさを感じさせ、その雰囲気を損なわず、年輪をより引き立てるため、あえて対比する素材を採用してみたり、素材選びやライティングにおいて、空間構成を慎重に努めました。
また、伝馬町の街並みを行き交う人々の視線が店内の奥まで延びるようにカウンター席、エントランスホールに奥行を与えたことや路地沿いに配置された2階の広間に対しても、もともと全面を覆われていた目隠し格子を低めに切り詰めて、半透明だったガラスも透明なものに入れ替え、路地から小屋組を見通せるように配慮したことで、ファサードの表面化粧だけが顔となるだけではなく、店内も一体的に店舗の顔となることを意図してデザインしました。
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GANESHA （ガネーシャ）
株式会社ガネーシャは「出る杭であろう」をスローガンに「焼肉ハウス 大将軍」「SHOGUN BURGER」など8ブランド・直営16店舗・FC8店舗の飲食店を展開。2022 年、宮迫博之氏がオーナーを務める「焼肉 牛宮城」のプロデュースを手がけ、一躍話題に。
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中斉 拓也 （なかさい たくや）
VANTAN CAREER SCHOOL 卒業後、富山へ帰省した後、濱田修建築研究所での 8 年の修業期間を経て、2012 年に「中斉拓也建築設計」を立ち上げ、2021 年に「株式会社 NAKASAI architects」を設立。
新築、増築、改装を問わず、住宅を主軸に、店舗デザインなど、様々な商業空間やオフィス、福祉施設などの設計及び工事監理に携わる。
