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奈良祐希の設計・デザインによる、金沢21世紀美術館での工芸建築展に出展された「五行茶室」
『工芸×建築』の可能性を探る工芸建築展が開催された。「建築を、ひとつの工芸として考える」というテーマに工芸作家や建築家ら多彩なプレイヤーが応じるもので、建築における装飾のあり方を問い直し、工芸の空間的展開を構想するもの。工芸建築と建築工芸。究極の手仕事からなる小宇宙の茶室空間に工芸作品を建築的に配置する。茶室の材料に使われる木、和紙、ガラスは職人、アーティストによって丹念に製作され、例えば、和紙は二俣和紙といったように、材料は全て金沢の地域素材を使用した。その茶室空間に配置されるさまざまな工芸作品は地元の作家に制作を依頼し、その材料もまた地域素材によるものである。茶室内部に様々に穿たれた開口は、茶席の人の動きを拠り所にデザインされている。
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