2022.02.14
土地が持つ条件
建物を建てるとき、まず必要になるのが土地ですが、
土地にはもともと様々な条件が付いています。
全国共通なものも含め、金沢市を例に挙げると、
・用途地域による建築可能な建物の種類
・用途地域による建物高さの制限
・面する道路を基準とした建物高さ制限
・建蔽率、容積率による建物の大きさの制限
・伝統的な景観を守るための色などの制限
・特別な防火設備が必要となる地域
など、
実は、土地自身が持っている条件がいくつも存在します。
それによって建てることができる建物も大きく変わってくるんです。
例えば「準防火地域」という地域に属している土地の場合、
基本的に普通の窓は使えません。
ガラスに網目状のワイヤーが入ったものを使用するか、
シャッターを付けて使用する必要があります。
特殊な加工にもなるため、通常の窓よりは高額になってしまうのです。
室内からの見た目も、ちょっと遮られた感じに…
透明なガラスもあるにはあるのですが、
モノによっては金額がグンと上がります。
土地の販売価格がお手頃だったとしても、
こういう部分で予算をやむなく削られてしまうことがあります。
内装や間取りで「できない」を増やさないためにも、
ぜひ土地から一緒にご相談させてください。
2022.02.08
北村建築日記vol.4
こんにちは!
金沢エンジニアの北村です。
だいぶ天気も落ち着いてきて、
雪も溶けてきたなと思った矢先。
また積もりましたね、、、⛄
寒さも増してきて、皆さん暖かい格好を。
さて、建築日記vol.4です!
第四弾「レベル確認」です!
レベル確認とは、、
三脚を立て、レベルを用いて、
その上に固定し、水平にセットします。
図面に沿って、レベルを覗き
敷地、敷地周り、建物が建つ場所の
高低差を測ります。
測りたい場所に立ち、スケールを地面の天端にあて、
レベルでスケールのどの高さに来るか見てもらいます。
その測った高さを図面に書き込み、
基礎の高さや駐車場の土間の勾配等を設定します。
実際にやってみて、
建物が建つ過程でとても重要な仕事だと思いました。
このレベルを見ているタイミングで
色々な外構のイメージがすぐ出来るように
沢山見て学び、想像力を鍛えていきたいです。
以上、建築日記vol.4でした!!!
この記事を書いた人
2022.02.02
徹底的に無駄を省くために
お家づくりをするとき、
どれくらいの大きさのお家にするかはご予算で変わってきます。
その際、「部屋を出来るだけ大きくして廊下を少なくする」
というのは無駄をなくす基本ですが、
実は部屋の大きさを考え直すことも大切だったりします。
大きさ感覚はやっぱり体感してはじめてわかるものですが、
実際暮らしてみて、
あー、ここ、こんなに広さ必要なかったな…
逆にここをもう少し広く使えたらよかったな…
などの後悔はしたくないですよね。
例えば、
「洗面脱衣別でそれぞれ2帖ずつほしい、サンルームは3帖でお風呂は1.25坪」
というようなもの。
実はこれ、よくご要望としていただくサイズ感です。
洗面が2帖あると、ボウルが2つ並ぶような、かなり大きな洗面が置けます。
脱衣が2帖あると、洗濯機とタオルなどの収納棚を置くには余裕です。
サンルームが3帖あると、こちらにも洗濯機が余裕で置けますし、2m 物干竿が2列設置できます。
1.25坪のお風呂は、子どもたちと3人で一緒に入っても十分な広さです。
しかし、実は、
2人で並んで使いたい洗面、1.5帖で実は叶ったり。
洗濯機をサンルームに移せば、1帖~1.5帖の脱衣でも十分使えたり。
うちって洗濯そんなにないなぁ、じゃあサンルームは2.5帖でもよかったり。
子供が小さいときだけだし、光熱費抑えたいな、、1坪タイプのお風呂が合っていたり。
こんな感じで少しずつ建物を小さくすることができるんです。
家元では、お家をご検討中のお客様に向けて、
定期的に行われる内覧会へ足を運んでいただいています。
内覧会は、
・各社のお家がどんなものか
・造りが丁寧かどうか
などを知れるというのはもちろんですが、
実際に住まいの大きさを体感してもらえるので、
「ここはこんなに必要ないかな」
「これちょうどいい!」
「ここはもう少し広くても、」
という具体的な大きさ感を知ることができる唯一の機会になります。
内覧会の予定は
インスタグラム(@iemoto_kanazawa_toyama)
にてお知らせしております。
とても素敵なお家ばかりです、是非足を運んでください。