2021.04.05
お風呂のカビの除去法
今回は「お風呂のカビの除去法」をご紹介します。
カビの3大発生要因をご存知ですか?
➀湿度(70%を超えると動きが活発に!)
➁温度(20℃~30℃くらいを好みますが0℃~50℃の範囲であれば活動するそうです)
➂栄養源(食べ物以外でもカビのエサになってしまいます…)
3つの条件がそろうとカビは爆発的に繁殖してしまいます。
じゃあ、3つの要因をなくせばOKなの?
・・・ではないんです!!!
そもそも日本の気候風土では根絶は難しいのです。
まずは密閉されている上に高温多湿な、最もカビの発生しやすい
浴室のカビの除去から始めましょう!
タイルの目地やザラザラした場所、凹凸のある場所で垢や石鹼カスなどの
栄養豊富な浴室はカビの格好の棲み処です。
洗剤やブラシで擦るだけでは根本的なカビの除去にはならないのです。
カビ取り剤の使用が最も有効です。
では、準備をしましょう!
➀手袋
➁メガネ
➂マスク(着用なら尚良し!)
塩素系の強アルカリ性の物が殆どなので
皮膚や目を守り十分に換気もしましょう。
(危険性の高い薬剤であると認識した上でご使用ください)
それではスタートです!
壁面を洗浄しましょう!
カビ取り剤を塗布したら下から上へ向かって洗っていきます。
「どうして、下から上へ?」と思いましたか??
強力な洗剤の液垂れで線状のムラができるのを防ぐためです。
カビ取り剤を塗布後30分~1時間放置して水で洗い流すと
大抵のカビはキレイに取れるでしょう。
しかし何年も放置したタイルの目地など、奥深くまでカビが入り込んでしまい
完全に取れない場合は、その箇所にカビ取り剤を塗布し、
その上からサランラップで密封します。
そのまま半日~1日置いておくと奥まで浸透したカビにも
漂白効果が届きキレイになるでしょう。
それでもダメな場合は新たに
目地材やシール材(隙間を埋めるゴムのようなもの)を埋める必要があります。
そんな時は家元までご相談ください。
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