2015.11.13
Kizuki 第1回 inキッズアカデミー太陽丘こども園
木育プロジェクト「Kizuki」の第1回目のイベントを
キッズアカデミー太陽丘こども園(金沢市太陽が丘)にて開催させていただきました。
「木育」とは、木材の良さや利用の意義を学ぶこと。
家元は、木で家づくりを行う会社ならではの社会貢献をしようと、この事業に着目。
子どもたちに本物の木が持つ良さを伝え、豊かな心を育んでいくことを目指して「Kizuki」プロジェクトを立ち上げました。
この日のイベントのテーマは「空の世界」。雲や虹など空にあるものを木の遊具で表現し、子どもたちに楽しんでもらうことが目的です。
遊戯室には星や太陽をモチーフにしたモビールを飾り、会場の中央には木製の玉を敷き詰めた「木のプール」を設置。このほか、大型のカラフルな積み木「虹のブロック」、高さが異なる丸太を白く塗った「雲の丸太」も用意しました。ブロックやモビール、プールの枠など、プールの木の玉以外の遊具はKizukiスタッフの手づくりです。
材料のほとんどは建築時に出た端材。子どもたちが安全に遊べるよう、ていねいにやすりをかけ、自然素材の塗料で着色を行いました。
イベント当日。準備を万全に整えたものの、初開催ということもあり、開催前のスタッフには「楽しんでくれるだろうか」という一抹の不安がありました。
でも、その心配は無用でした。子どもたちのキラキラとした表情と笑顔。予想以上の好い反応に「もう泣きそう」とつぶやくスタッフもいたほど。特に人気だったのが木のプールでした。ほとんどの子どもたちが初めての体験だったようで、寝転んで泳いだり、木の玉を「バシャバシャ」としながら歓声をあげていました。足つぼを刺激して楽しむ保護者の方もいらっしゃいました。
小枝や葉っぱでお絵描きするワークショップも盛況でした。マスキングテープで飾り付けたり、色を塗ったり。想像力をふくらませた、素晴らしい作品がたくさんできました。
子どもは遊びのクリエイターです。彼らの想像・創造力の素晴らしさには本当に驚かされました。積み木は家やお城、携帯電話など様々なものに大変身。
また、積み木を重ねて階段をつくったかと思うと、プールから持って来た木の玉を転がして小気味良い音を楽しむ演奏会を始めたり。丸太を横にし、上に乗って揺れを楽しんだり。大人が思いつかないようなアイデアを次々と繰り出して遊んでいました。
「楽しいから早く来なよ」と、お友達に声をかける子。お昼を挟んで再度訪れ、最後まで楽しんでいた子。スタッフに打ち解けてくれ、帰り際に「バイバイ」と笑顔で手を振ってくれた子どもたちの表情は忘れられません。本物の木の良さを見て、触れて感じてもらえたかと思います。
心をこめて作ったおもちゃを楽しんでくれ、スタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。休日に足を運んでくださった保護者・園児のみなさん、太陽丘こども園のみなさん、ありがとうございました!