2018.02.07
結露の原因と対策
こんにちは
本日は暮らしの知恵について
例年以上に寒い今年の冬ですが
お家でストーブなどを付けていると
いつの間にか窓に結露が…
そんな結露に悩まされているご家庭も多いのでは
ないでしょうか?
結露は室内の窓や壁などに水滴が発生することですが
これは屋外と室内の温度差が激しい時に生じます。
具体的には、室温20度で湿度50%の場合
窓や壁の表面温度が9.6度以下になると結露が発生します。
結露が発生したら放置しておくとカビの原因にもなったり
昼に温度が上がった時に湿度も上がってしまいます。
ご家庭で出来る対策は
①【換気】
洗濯・料理・暖房・加湿器・浴室など
日常生活では水蒸気が発生する状況が多くあります。
こまめに換気を行い
できるだけ室内の水蒸気を外に逃がしましょう。
そして押入れなどの収納も
こまめに換気するようにしてください。
収納を締め切ったままにしていると
収納内部の温度が下がってしまい
部屋と収納内部で温度差ができてしまいます。
温度差ができると、
収納内部が結露し、カビやダニが発生する原因に
なりますので収納もこまめに換気するようにしてください。
②【室温を上げすぎない】
室温が下がると空気中に存在できる水蒸気の量が減るので
空気が冷やされても結露しにくくなります。
室温を高くしすぎないように注意してください。
例えば天井と床や、部屋の中央と隅など
室内の温度にムラがあるとその部分が結露してしまいます。
室内の温度差にも注意できるとさらに良いです。
窓の他にも
家具や家電の裏側に暖房が行き渡らず
その部分の壁が冷やされ結露してしまうケースもあります。
暖房が家具や家電の後ろまで回り込むよう
壁との隙間を10cm程度あけるようにしましょう。
その他、植物や水槽を窓の近くに置かないようにします。
植物や水槽からは、常に水蒸気が出ています。
窓や壁の近くに植物や水槽を置くと
窓や壁付近の湿度があがってしまいます。
部屋のレイアウトを考えると
どちらも自然と窓や壁の近くになってしまうものですが
結露してしまうようであれば、窓や壁から離してください。
同じ室内でも、暖房の当たり方などによって
結露が発生しない場所があると思いますので
どうしても置きたい場合は、
結露しにくい場所を選んで置きましょう。
こまめな換気と、室温の調整だけでも
かなり結露に効果的なので是非お試し下さい‼