2018.03.02
冬場のヒートショック対策
こんにちは。
みなさん【ヒートショック】って
ご存知でしょうか?
寒くなるとニュースに取り上げられることも多く
ご存知の方も多いかと思います。
ヒートショックとは、温度差による肉体的ショック症状のことです。
ヒートショックが起こりやすいのは寒い冬場です。
暖房の効いた暖かい部屋から
冷たく冷え切った浴室での熱いシャワー
実はこの当たり前の入浴が心臓に大きな負担を
かけてしまうのです。
温度変化が急激すぎると血圧が一気に上下して
心臓や全身の血管に異変が起きます。
ヒートショックによる
心筋梗塞・脳梗塞・脳卒中・不整脈リスクは高
、軽く失神だけの場合でも浴室のため
滑って頭を打つなど、大変な危険が伴います。
では、どうすればヒートショックを防げるか?
①脱衣所や浴室は暖かく、湯温は41℃以下
脱衣所や浴室は、暖房で暖かくしたほうが
血圧の変動は少ないといわれています。
暖房がない場合は、浴室を開けてシャワーから浴槽に
お湯をはったり、浴槽のふたを開けておいたりすると
寒暖差がなくなります。
また、お湯の温度は41℃以下にしましょう。
②入浴時は、家族にひと声かけよう
入浴は家族がいるときや冷え込まない日中にしましょう。
入浴時は家族にひと声かけて
とくに高齢な方に対しては、5分おきに様子を見てあげましょう。
意識を失い水を吸い込んだら、5分が生死の分かれ目だそうです。
気を失ってもお風呂のふたにもたれかかって、助かることもあります。
浴槽にふたを置くことも予防対策になります。
③飲酒後の入浴は控える
飲酒をすると血圧が下がります。
入浴中も血管が拡張して血圧が下がります。
飲酒後の入浴は、血圧が二重に下がりやすく
危険な状態です。
飲酒後の入浴は、控えるようにしましょう。
④入浴前に血圧を測定
高齢者の場合、血圧が高くて体調が悪くても気付きにくいため
入浴前に血圧を測定することは、よいことです。
体調を知る目安になります。
血圧が高いときは、用心してください。
また、室温が低くても血圧は上がります。
温度の管理も一緒に行うとよいでしょう。
⑤若くても油断は禁物
ヒートショックは、高齢者以外でも起きています。
一人暮らしの場合は銭湯なども活用し
深夜や疲れているときは浴槽につかる入浴は
控えるようにしましょう。
⑥夕食後すぐの入浴は控える
血圧の変動が大きくなりやすい食後すぐは
入浴を控えましょう。
また、入浴時の発汗で体内の水分が排出されますので、
あらかじめ水を飲んでおき、血液の粘度が上がるのを防ぎましょう。
誰でもなってしまう恐れのある
【ヒートショック】
少しの工夫で予防出来るので
是非、お試しください!
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