2018.09.30
新電力とは??
こんにちは!
今年こそ紅葉スポットに行きたい!富山ディレクターの佐伯です。
さて皆さん「新電力」というのを聞いたことはありますか?
2016年4月より一般家庭等を対象に始まった
電力小売り全面自由化ですが、
まだ馴染みのない方もいらっしゃるかと思います。
が、知っておいて損はない…!
そんな「新電力」について今回は簡単にご説明します。
そもそも「電力小売り全面自由化」とは、、
これまで、一般家庭などが契約していた大手電力会社10社
(北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力)
は、安定供給の義務を負う代わりに、電気事業の独占を許されてきました。
電気料金の値上げにより、消費者に負担がかかることもありましたが、
それでも消費者にとって大手電力会社と契約するという選択肢しかありませんでした。
しかしこれからは、消費者は「電力会社」と、それ以外の電気事業者「新電力」の
好きな方から電気を買うことができるようになります。
それが「電力小売り全面自由化」です。
現在、全国に多くの「新電力」があります。
石川県でも初めて「石川電力」という新電力が誕生しました。
全国と比較して、北陸ではまだまだ電力会社の切り替えが進んでいません。
では、新電力に切り替えてどんないいことがあるのでしょうか?
1.電気料金が安くなる!?
電力各社はお客さんに選んでもらうために、お得な料金プランを提示しています。
まずは電力会社を切り替えた場合、ご家庭の電気料金がいくらかわるのか、
シミュレーションをしてみるのがおススメです。
特に、オール電化でない方、月々の電気使用量が200kW以上の方は
見直した方がお得かもしれません。
2.電気の品質は変わらない
電気料金が変わるのであれば、停電の可能性も高くなる…?!という
不安もあるかもしれませんが、その心配はありません。
大手電力会社を含めすべての電力会社が同じ送電網を使うので、
特定の電力会社だけ停電するということはありません。
また、仮に契約していた電力会社が倒産しても、
すぐに電気が止まってしまうことはなく、制度上守られるようになっています。
3.ふるさと納電ができる
地域密着型の新電力は、地域活性化につながる
「ふるさと納電」をすることができます。
地元の電気は地元の電力会社で供給することで
県外へのエネルギーコストの流出を防ぎ、
県内を活性化することが見込めます。
また、電力会社の売り上げの一部を県内の
教育や福祉、文化やスポーツなどの様々な分野に寄付するという
活動に取り組んでいる会社もあります。
デメリットとしては、電力会社によって
プランが多くあり選択肢の幅が広いため、
そのプランについてよく理解してから
切り替えないと、逆に高くなってしまうという
ケースがあることです。
私たちの生活の中で欠かせない存在である電気ですが、
だからこそご家庭の電気について一度考えてみてはいかがでしょうか?
新電力についてご興味のある方は、
お気軽にご相談ください。