2019.08.06
お墓のお手入れについて
皆様こんにちは!
新人ディレクターの伊藤です☺
暑い日が続いていますね…
もうすぐでお盆休みです☺
久しぶりに実家に帰って、
お墓参りされる方も多いのではないでしょうか。
お墓参りに行った時に気になる墓石の汚れ。
正しいお墓掃除のやり方や日々のメンテナンス⽅法って
意外と知らない方もいらっしゃるのでは?
今回は墓石の汚れの仕組みや原因、
正しいお掃除の仕方について詳しくお話しします!
お墓を綺麗に保つには?
〇日頃からこまめにお掃除
お墓をキレイに保つには、
汚れを長期間放置しないことが一番です。
日々の汚れの堆積を、水洗いで落とせるうちに
キレイにしてしまうのが何よりの対処法です。
〇洗剤はNG!!!
石の表面はツルツルしていますが、
「細孔」という目に見えないごく小さな隙間があり、
そこから洗剤を内部に吸い込んで
変色の原因になってしまうことがあります。
家庭用の掃除洗剤、食器用洗剤などは
使用しないでください。
また、ホームセンター等に
墓石用の洗剤も販売されていますが、
汚れの種類や石材の種類によって適する洗剤が異なりますので、
素人が判断するのは難しいでしょう。
効果の強い成分を含む洗剤であるほど、
取り返しがつかなくなってしまうこともあります。
刺激が弱く墓石を痛めにくいとうたっている洗剤もありますが、
リスクはゼロではありませんので、
ご家庭でのお掃除は水洗いだけにしておいたほうが無難です。
〇大掛かりなお掃除はプロに任せるのがベター
墓石に使用されている石材の種類は様々あり、
風合いや特徴、成分がそれぞれ異なります。
洗剤の種類や道具の使い方を誤ると、
墓石にシミやキズをつくってしまいかねません。
良かれと思ってやったことが、
取り返しがつかなくなる場合もありますので、
自分だけの判断で行わないようにしてください。
お墓は家族みんなのものですから、
気になる汚れがある場合は、
家族や墓石掃除のプロに相談をしながらどうするかを決めましょう。
そもそも墓石は何で汚れるの?
墓石の見た目に影響する要因は大きく分けて二つ、
「日々の汚れの蓄積」と「経年変化」があります。
汚れの原因は様々あり、墓石の見た目に悪影響を及ぼします。
ほこり、花粉、苔、カビ、鳥のフンなど、
汚れの原因となるものを長い間放置してしまうと、
墓石にシミや斑模様ができてしまいます。
また大気中には目に見えない細かな汚染成分が浮遊していて、
雨や湿気によって墓石の表面に付着します。
水分が蒸発した後は、固化して墓石に密着浸透してしまいます。
水が溜まりやすい部分に汚れが集まりますので、
繋ぎ目や細かい箇所は要注意です。
これらの汚れを、こまめにお掃除して洗い落とすことで、
お墓を美しく長持ちさせることができます。
お掃除に必要な道具
一般的なお掃除道具で大丈夫です。
特別な道具は必要ありませんので、
100円均一で一通り揃えることもできます。
ホームセンター等には、
必要なものがセットになったお墓参り用のお掃除道具も売っています。
・雑巾やタオル
・軟らかいスポンジ(柄付きだと便利)
・毛の軟らかいブラシ
・ゴミ袋
・バケツ
その他にも
・ほうき(お墓が広い場合はあると便利)
・軍手、鎌、植木バサミ(雑草取りや、植栽の手入れが必要であれば)
・柄杓(墓地で借りることができない場合のみ)
などがあると心強いでしょう。
正しいお掃除の仕方
1.基本は水洗い
墓石は基本的に水洗いで十分です。
水をかけながら、高いところから下のほうに向かって
雑巾や軟らかいスポンジで水拭きをします。
お墓掃除は、ご先祖様への供養にもなりますので、
故人の身体を拭いてあげる気持ちで
丁寧に行うとよいでしょう。
2.植栽があれば事前にお手入れ
お墓に植木や植栽がある場合は、
墓石を洗う前に手入れを行いましょう。
植木バサミを使って葉を切りそろえ、
軍手や鎌を使って雑草取ります。
ご自宅の墓所が広い場合は、
ほうきを使って落葉などの目立つゴミを取り除きます。
こまめにお墓掃除をしたいと思っていても、
お墓が遠方にある、忙しくて中々お墓掃除に行けない…
そのような方がほとんどではないでしょうか?
代行サービスを利用して、定期的にプロの手を借りるのも一つの手段です。
ご先祖様が気持ちよく過ごせるように
正しいお墓のお手入れを学んで
お墓参りに行きましょう☺