2018.01.09
お年玉の由来
こんにちは。
親戚の子どもたちへのお年玉で
お財布も大寒波な金沢ディレクターの蟹屋敷です。
本日は「お年玉」の由来について
子どもの頃はお正月って楽しみでした。
遅くまで起きてても怒られないし
年の近い従妹とも遊べるし
なによりお年玉が貰えたので!
今はあげる立場となりましたが
さて、お年玉って何だろうか?
諸説ありますが一番有名なのは
お年玉=お餅 です。
そもそも、お正月の一連行事は
「年神様」を家に迎えて・もてなし・見送る
ための行事です。
そして「年神様」は新しい年の幸福や恵とともに
私たちに魂を分けて下さると考えられてきました。
その「年神様」の依り代となるのが鏡餅です。
鏡餅は家にいらした「年神様」の御魂が宿るとされ
その年の年魂(としだま)となります。
そして、その年魂(としだま)を頂く(食べる)ことで
その年の魂を頂く(年を重ねることが出来る)
と考えられていました。
では、いつ頃からお餅でなくお金になったのでしょうか?
お年玉の風習は江戸時代には
庶民にも浸透していたと言われています。
その時には、お餅だけでなく品物やお金を渡す事もあり
こうした年始の贈り物を「お年玉」と
称するようになりました。
その風習は明治、大正、昭和と受け継がれていきましたが
昭和30年代後半の高度経済成長期頃から
都市部を中心にお金が主流になっていったようです。
また、その頃に贈る相手も専ら子どもになった
と言われています。
このような意味や経緯を踏まえ
気持ちを込めてお年玉のやりとりをしたいですね♪