2019.07.18
上棟式とはーO様邸上棟ー
みなさんこんにちは!
新人ディレクターの伊藤です☺
先日、七尾市O様邸の上棟式に参加してきました!
当日は、時折雨が降っていましたが、
無事上棟を終えることができました。
今回は、その上棟の様子と
そもそも上棟式とは?
についてお話します☺
まず上棟式とは…
棟上げ、建前、建舞とも呼び、
無事棟が上がったことに喜び、感謝するものです。
つまり、上棟式は「儀式」というよりも
施主が職人さんをもてなす「お祝い」。
工事に関わった人が一同に会し、
今後の工事の安全を祈願し、
お互いの協力の元に家をつくり上げていこう
とする意思表示の会でもあります。
このように上棟式はお祝いの会ですので、
一般的な住宅の場合、
地鎮祭と異なり神主さんを呼ばないことが多いです。
ただし、地域によっても異なります。
通常、柱、棟、梁などの
基本構造が完成して棟木を上げる時に行われます。
当日の作業は10人前後の大工さんが
1日がかりで行います。
休憩時の飲み物やおやつ、昼食などはお施主様から
大工さんへ感謝の気持ちも込めてご用意していただきます。
用意していただくもの
・地鎮祭で使用したお神酒
・乾杯用のコップ人数分
・乾杯用の梅干し人数分
・休憩中の飲み物・お菓子
・人数分のご昼食
8:00~
現場ではすでに大工さんや現場監督が
棟上げの準備をしています。
棟上げ前の朝礼式の始まり。
棟梁の紹介や作業をしてくれる大工さんなどの紹介、
そしてお施主様の紹介が続き「お神酒」と「梅干し」で乾杯します。
乾杯後、お神酒を建物の四方にまいてお清めをします。
上棟は10時と15時に休憩、12時に昼休憩があります。
以前違うお客様から、
「ここの現場は、笑い声が飛び交っていて
素敵な大工さんばかりで気持ちがいいですね!」と
嬉しい言葉をいただきました。
家元がお世話になっている方々には、
黙々と作業を行う人はあまりいらっしゃいません。
休憩中も
お施主様、大工さん、現場監督全員が
和気あいあいと会話を楽しんでいました☺
建てた後には見えてこない
お家をこれからずっと支えてくれる柱。
大きな部材達は大きなレッカーで吊り下げ
慎重に運んでいきます。
お施主様、職人さん、皆様本当にお疲れ様でした☺
数カ月に及ぶ工事期間の中で、
このようにそのお家づくりに関わる人たちが
一度に集まる機会はほとんどありません。
大工さんはもちろん、
他にも沢山の業者さん達が携わって
ひとつのお家が出来上がります。
上棟は自分のお家がどのように出来上がるか
どんな人が携わっているか知れる良い機会です☺