2018.01.08
冬の外壁改修工事
こんにちは!
蟹屋敷さんに引き続きおみくじで大吉を引いた
新人ディレクター佐伯です。
2018年は大吉らしい一年にしていきたいと思います!
今日は、先日完成した外壁改修工事の様子のレポートします。
この現場は私が初めて自分で段取りをした現場でした。
施工したのが築70年ほどの3階建ての鉄筋コンクリートの建物。
隣の建物とほとんどくっついている状態で、
ほぼ同時期に建築したため、途中で外壁の一部が
施工できなくなってしまったそうです。
隣接していた建物が最近解体され、
施工できていなかった部分がむき出しに。
雨漏りもしているのでなるべく早めに
対処してほしいと急遽依頼されていた工事でした。
隣接していた建物の形がくっきりわかります。
近づいてみてみると吹き付けで仕上げていない部分は
鉄筋が飛び出していたりデコボコしています。
この外壁改修工事は、
足場の組み立て→全体の洗浄→デコボコ部分の左官→塗装→足場の解体
という順序で施工することになりました。
去年の11月初旬、施工がスタートしました!
一番上まで足場を組んでから
まずはこのデコボコを出来る限り削ぎ落します。
その後、左官がきれいに施工できるように壁を洗浄してから
左官屋さんに塗ってもらいます。
こんなに平らになりました!
この左官工事ですが、2日連続で晴れた日を狙ってしなければ
ならないのですが、去年のこの時期は特に雨が多く、
なかなか取り掛かることができませんでした。
「これから冬がやってくる…
もしかしたらこの後の塗装工事も危ないかもしれない…!」
とここで私はやっと気が付きました。
案の定、左官工事が終わった11月末からは天候が悪い日が続き、
2日連続で晴れるタイミングはなかなか訪れませんでした。
天気予報をこまめにチェックし、12月末に約2日間の晴れを
見つけ、塗装屋さんに施工してもらいました。
いつ天気が崩れるかわからないので、雨除けも急遽つけることに…
この中でまずは下地を塗って1日乾かします。
その上からさらに下地を塗り、そのあとに吹き付けていきます。
これが乾くまでまた1日待ちます。
そして足場を外して完成!
お客様も思った以上の仕上がりに感動しておられました!
何よりお正月前に何とか終われてほっとしました。
今回の外壁改修工事で分かったことは、
「外壁工事は天候が優れない時期は避けた方が無難」
ということです。
左官も塗装も雨雪に濡れてしまうときれいな仕上がりにならないので
施工が天候に大きく影響を受けます。
そのこともお客様にお伝えして時期など
アドバイスすることも大事なことでした。
こんなことも気づけなかったのか…と情けないですが、
これも一つ勉強になりました!
工事にはその季節に合ったものがあるということが
分かったので、今後の小さな工事にもこの経験を
活かしていきたいと思います!