2018.06.01
建築:長さの単位
こんにちは。
夏が来る前に、脱ぽっちゃり系
新人ディレクターの竹内です。
本日は、
建築業界で使用されている
長さ・広さを表す単位について
お話します。
長さ・広さの単位には、苦手意識がありませんか?
あと半間欲しい、3尺伸ばそう。
なんて言われても、
初め、どれくらいなのか見当もつきませんでした。
徐々に分かるようになってきたので
アウトプットさせてください!
日常的に使用しており、
なじみの深い、長さの単位は
mm(ミリメートル)
cm(センチメートル)
m(メートル)
km(キロメートル)
以上が挙げられますねよ。
建築業界では、
主に、mm(ミリメートル)が使用されていて
それを、【寸・尺・間】などで表します。
これを『尺貫法』と言います。
尺貫法とは、
メートル法が制定される前に
日本で使われていた、長さや面積などの
単位系の1つです。
一寸法師は、日本昔話で
皆さん、ご存知かと思います。
小指くらいの小さな男の子が、都に出て、
鬼を退治する愉快なお話ですよね。
そうなんです!
一寸とは、尺貫法で長さが表されているのです。
1寸=約3cm
つまり約3cmの勇者冒険物語が
日本昔話一寸法師ってことなんです。
また、住宅を設計する際に、
基準単位となる、寸法のことを
『モジュール』と言います。
日本建築で古くから多く使われてるのが、
『尺モジュール』です。
尺モジュールは、
3尺=半間(910mm)を
基準としています。
以下が、使用される単位です。
1寸= 約30.3mm 約3cm
1尺= 約303mm 約30cm
1間= 約1820mm 約182cm
となっております。
広さを表すものとして
【帖・坪】は、よく聞きますよね。
こちらは、
1帖= 910mm(=半間)×1820mm(=1間)
1坪= 1820mm(=1間)×1820mm(=1間)
になります。
通常、トイレは1帖です。
つまり、トイレ2つで1坪ってことになります。
ここは、何帖?何坪?
っと聞かれたり、聞いたり
することがありますよね。
予備知識として、
覚えておいて損なしです!
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