2018.12.03
怖~い「ヒートショック」原因と対策
こんにちは!
そろそろ年賀状の準備に入りたい・・!
富山ディレクター佐伯です。
冬によく聞く「ヒートショック」ですが、
1年間でどれだけの人がヒートショックによって
亡くなっていると思いますか?
その数なんと、、
年間1万7千人もの人が死亡しています。
この数字は交通事故での死亡者数(平成28年3,904人)
をはるかに上回っています。
そんな恐ろしいヒートショックですが、
今回はヒートショックが起こる原因と対策を
ご紹介したいと思います。
「ヒートショック」とは・・・
暖かい場所から寒い場所へ移動したときに、急激な温度変化によって
血圧が大きく変化することが原因で起こる健康障害です。
失神、脳梗塞、心筋梗塞や不整脈などが引き起こされ、
浴室で起こると転倒の危険や、湯船で溺れるなど、命に関わる場合もあります。
ヒートショックが起こる過程
1.ぽかぽか暖かいリビングから気温の低い脱衣所へ(寒さで血管が収縮→血圧上昇)
2.裸になった状態で寒い浴室に入る(血管収縮が加速→さらに血圧上昇)
3.ぽかぽか暖かい湯船にしばらくつかる(血管拡張し、しだいに血圧低下)
4.風呂上り、再び気温の低い脱衣所へ(寒さで血管収縮し→血圧上昇)
このように寒いところと暖かいところへ行き来することで
血圧が乱高下して引き起こされます。
特に、
6℃以上の気温の変化
を繰り返すとさらに危険と言われています。
(Wood link Lavoさん資料参考)
ヒートショック対策
身体を露出させる脱衣所や浴室、トイレを温かくすることで、
ヒートショックは予防できます。
1.脱衣所や浴室、トイレに暖房器具設置または断熱改修
冷え込みやすい場所を暖房器具で温めることは、
効果的なヒートショック対策の一つです。
また、窓まわりは熱が逃げやすい為、内窓を設置するなどの断熱改修をしたり、
浴室をユニットバスへ改修することでも断熱性は向上します。
2.入浴前にシャワーで浴室を暖める
今日からできる対策です。
入浴前に冷えた浴室を暖かいシャワーで暖めてから
入浴するだけでも温度差を小さくすることができます。
3.夕食前・日没前の入浴
夕食を食べる前、日没前に入浴することも良い対策法です。
食後1時間以内や飲酒時は、血圧が下がりやすくなるため、入浴を控えた方が安心です。
また日中は日没後に比べ、外気温が比較的高く、脱衣所や浴室がそれほど冷え込まないことに加え、
人の生理機能が高い午後2時~14時のうちに入浴することで、温度差への適応がしやすいためです。
4.湯温設定41℃以下
人によって影響は異なりますが、お風呂のお湯の温度は
41℃以下にしておくことをお勧めします。
自分たちは大丈夫でも、ご両親や祖父母の方が高齢の場合、
何かしらの気を配ってあげる必要がありそうです。
まずは今日からできることを取り入れ、長期的に見て
改修工事や暖房器具の設置を検討してみてください!
家元ではエアコン取付工事や水廻りの交換などの
リフォームにも対応しております。
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