2019.02.06
本当の意味を知り、お祝いしましょう!
日本には様々な記念日、祝祭日が制定されていますね。
2月11日は何の日かご存知ですか?
『建国記念の日』ですね!
『建国記念日』ではないですよ!
『建国記念の日』なんです!
この「の」の一文字に深~い意味があるのです!
建国記念の日は何の日?
建国をしのび、国を愛する心を養う日
として1966(昭和41)年に定められました。
なぜ2月11日なの?
初代天皇とされる神武天皇の即位日なのです。
【旧暦】紀元前660年1月1日にあたり明治に入り
【新暦】に換算された日付が2月11日というわけだそうです。
そもそも明治時代には「紀元節」と呼ばれる建国を祝う祝日があったそうです。
しかし第二次世界大戦後GHQの懸念によって「紀元節」は廃止されることになりました。
その後「紀元節」の復活の動きが高まったものの
議案の提出と廃案を繰り返し、ようやく『建国記念の日』は
国民の祝日に追加されました。
「記念日」ではなく「記念“の”日」とするワケ
歴史学的に神武天皇の存在に確証がなく
「正確な起源が分からないのに記念日など定められない」とする
学者の意見が多く会ったためだそう。
最終的に史実に基づく建国された日とは関係なく、たんに
建国されたという事実をお祝いするという考えのもと
「記念日」ではなく「記念の日」となったそうです。
自分たちの暮らす国ができた記念日、
本当の意味を知って、お祝いしましょう!
名前は変わっても国の誕生を祝う気持ちは一緒。
自分の国を想う1日にしたいですね。