2021.11.29
熨斗(のし)ってこういうことだったんだ
ホントに1ヶ月あっという間
11月もあと1ヶ月
やり残したことは事はないですか?
私はやり残したと言えばやり残しになるのかもしれませんが、
やりたい事が増えました
丁寧に生活したい、楽しみたいオフィスマネージャー平野です。
さて、お歳暮の時期もそろそろですね。
今日は「熨斗(のし)」について
熨斗紙って聞きますよね
水引きと熨斗を印刷した紙の事です。
贈り物を紙で包んで水引を掛ければ体裁が整ったということには
ならないんです。
その次に熨斗が必要になります。
日本の贈答の特徴で、
もともとは、アワビ貝を薄くのして干したもので生ものの象徴でした。
贈りものを紙で包むことと同様に
贈りものが神仏への供えものという思想に原点があるようです。
ですから、生もの以外の例えば、
反物や装飾品には熨斗を貼るのがしきたりで、
逆に生鮮品には贈り物自体が生ものなので熨斗は不要ということ。
本来のしきたり等も現在では、ずいぶん誤りがあるようです。
水引き
結び方の種類
蝶結び(花結び)
何度も結び直すことのできる蝶結びは
何度繰り返しても良いお祝い事や一般贈答に使われます
結び切り
本結びとも呼ばれ
二度とほどけないほどしっかりと固く
結ぶ結び方です。
一度結ぶと端を引っ張ってもほどけないようになっているので
「二度と繰り返さない」という意味があります。
弔事や婚礼、お見舞いなどに使われます。
紐の本数
慶事には基本的に奇数本数(3.5.7)が使用されます
一般的なのは5本です。
包む金額や状況に応じて使い分けます。
9本は「苦」を連想し縁起が悪い数字とされ使いません。
弔事には(2.4.6)の偶数本数で4本が基本です。
ちなみに慶事である婚礼には10本で偶数ですが、
これは両家が5本ずつ二重にした結びという考え方です。
いかがでしたか?
古い文化・しきたりですが、知っておくと
恥をかくことはないし、少し胸を張って
準備することができますね。