2021.11.05
金澤文化部
こんにちは!
金沢デザイナーの田屋です。
ひさしぶりのブログになりました。
先日、『金澤文化部』という家元の社内の取り組みの一環として、
国立工芸館に行ってきました。
金澤文化部は金沢に住む私たちが地元の文化を学び、
感性を高めて、家づくりに反映していきましょう!
という取り組みです。
今回は国立工芸館が東京から移転してきて 1 周年の記念展となる、
『《十二の鷹》と明治の工芸』という展示を見てきました。
メイン展示となる 12 匹の鷹は金属でできており、
ひとつひとつのしぐさがとてもリアルでした。
↓のこちらを威嚇しているような鷹が私のお気に入りです。
鷹と目が合っている感じがしてどきどきしました。
今回の展示は、明治から、大正、昭和と時代の流れで
工芸品が展示されており、時代背景と展示を照らし
合わせるようにして鑑賞できて面白かったです。
作品の向こう側にある背景は、
私も作り手を志して、今も憧れ続けている身として
大変興味があります。
話が少しそれるのですが、作品の向こう側、
という流れで、個人的にはまっている
YouTube チャンネルを紹介させてください。
評論家の山田五郎さんの「山田五郎 オトナの教養講座」という
チャンネルです。
教科書で見たことあるような絵画を、作者の人柄や、
作品の背景を分かりやすく面白く紹介してくれているので、
興味が少しでもある方は是非見てみていただけたら嬉しいです。
意外と人間らしいお話ばかりで、中学校のころに、
自分とは遠い存在に感じた絵画や美術作品が、
すこし身近に感じることが出来ます。
どの世界も知れば知るほど面白いですね。
お家づくりの仕事も同じく知れば知るほど面白くて、
大変幸せだなと思う限りです。
ではまた!