2018.05.08
2018年「レッドライトアップ」プロジェクト
こんにちは。
本日5月8日は
「世界赤十字デー」です。
皆さんも一度は聞いた事がある
赤十字
その赤十字の原点。
それは1859年にスイス人の
アンリー・デュナン(赤十字の創始者)が
イタリア統一戦争の激戦地ソルフェリーノで
「苦しむ人は敵味方関係なく救護しなくてはならない」
という思いを持ったことがきっかけです。
アンリー・デュナンの誕生日である5月8日を
「世界赤十字デー」と定め世界190カ国と
地域に広がる赤十字・赤新月社に関わる
一人ひとりが、赤十字について原点に立ち戻ります。
そして赤十字の7つの基本原則というものがあります。
『人道』、『公平』、『中立』、『独立』、『奉仕』、『単一』、『世界性』の7つの基本原則
この7つの基本原則は赤十字の
長い活動の中から生まれ
形作られてきました。
「人間の生命は尊重されなければならない。
苦しんでいる者は、
敵味方の別なく救われなければならない」
という「人道」の原則こそが
赤十字の基本で、
他6つの原則は「人道」の原則を
実現するために必要となるものです。
また赤十字のマークにも
意味があり、約束ごとがあります
赤十字マークは戦争や紛争などで
傷ついた人びとと、その人たちを
救護する軍の衛生部隊や
赤十字の救護員・施設等を保護するためのマークです。
紛争地域等で「赤十字マーク」を
掲げている病院や救護員などには
絶対に攻撃を加えてはならないと
国際法や国内法で厳格に定められています。
つまり赤十字マークは
いざという時にわれわれ国民一人ひとりを守るマークなのです。
また赤十字マークは病院や医療を
象徴するマークだと思っている方も
少なくないかと思いますが
このようにとても大切な意味をもつマークであり
その使用については赤十字社と
法律等に基づいて認められている
組織に限られています
もちろん一般の病院や医薬品などに
使用することは禁止されています。
ちなみに赤十字マークの配色は
赤十字の創設者アンリー・デュナンの
祖国であるスイスに敬意を表して
スイス国旗の配色を逆にしたものが基になっています。
全世界で活動を行っている
赤十字運動への理解を
深める事を目的として
毎年5月上旬
全国を赤十字のシンボルカラーである
赤い光で照らします。
新たに世界遺産の「富岡製糸場」や
「広島城」といった歴史的建造物
表参道ヒルズなどのランドマークをはじめ
さまざまな企業や商業施設が参加されています。
北陸でも
金沢では金沢城 石川門
富山ではインテックビル(タワー111)
が期間限定で赤くライトアップされます。
このレッドライトアップを
見ながら、普段は忘れがちな
自分自身の健康や
周りにいる人たちの健康に
感謝したいですね。