2017.05.29
新人ディレクターブログ|金澤文化部「坐禅」
こんにちは!ディレクターの佐伯です。
先日、東香山 大乗寺にて坐禅体験をさせて頂きました。
坐禅は金澤文化部の毎年恒例行事となっています。
※金澤文化部とは…
金沢の職人と家つくる私たちは、もっとこの町の文化や歴史を学ばなければならない。
そんな想いからスタートした活動です。
木に覆われた道を歩いてお寺へ向かいます。
微かな雨の音と、鳥の声が聞こえる静かなところでした。
お寺に入るとまずお坊さんが坐禅についての説明をしてくださいました。
坐禅の基本は
- 正身端座 ショウシンタンザ(正しく座る)
- 調息 チョウソク(呼吸を調える)
- 致心 チシン(心を放る)だそうです。
人間として自然の姿勢、呼吸をすることから始めます。
そして致心。何も考えない状態になるということです。
人の苦しみを作っているのは心(妄想)なのでそれを捨てようということです。
過去のこと、心配ごとなど何も考えてはいけません。
考えてはいけない、集中しよう!と思うことも考えていることになるのでいけません。
これがとても難しく、ちょっとした物音から
色んなことを考え始めてしまいます。
あ、誰か鼻すすってる、花粉症かな…
そういえば今日坐禅が終わったら何をしようかな…
お昼は何を食べようかな…
坐禅をしていた約15分間のうち、
私が何も考えずにいた時間はきっと1分もなかったと思います…(._.)
坐禅をマスターするには時間がかかりそうです。
お坊さん曰く、坐禅を続けることで日々の些細な悩み事が減り、
生きることが少し楽になるそうです。
今回、私は坐禅の途中でお腹がなってしまって集中できなかったので、
来年はしっかり腹ごしらえをして挑みたいと思いました。
~おまけ~
帰り道、「幸せの鐘」を鳴らし、ニコニコ嬉しそうな Oさん。
大乗寺さん ありがとうございました。