2018.05.11
これからの「家」の選択肢
こんにちは。
増税前にそろそろ家を
考え始めている方も増えてきました。
今は家の選択肢も増え
予算やこだわりなどに合わせて
選べる時代になっています。
本日はその選択肢について
ご紹介します。
家の選択肢とは
- 新築マンション
- 中古マンション
- 分譲戸建住宅
- 中古戸建住宅
- 土地探し&新築戸建住宅
- 注文戸建住宅
- 戸建住宅リノベーション
- 賃貸住宅
1、新築マンション
メリット
誰も使っていない新築の気持ち良さ
最新の物件を購入できたという満足感。
また立地が良いことが多く
駅から近くにあるなど生活利便性が良いことです。
最近のトレンドにも敏感な造りため
モデルルームなどでは最新の設備や
インテリアを見ることができます。
デメリット
住むまで分からないことが多いです。
言い換えると住んでから初めて
わかることが多いということです。
周辺の状況が昼と夜
平日と休日では雰囲気が違っていたりします。
また眺望が気に入って購入したにもかかわらず
目の前にマンションが建つなど
周辺の状況が変わることもあります。
2、中古マンション
メリット
中古マンションのメリットは
実物を確かめてから購入できるところです。
もちろん価格も大いに魅力です。
通常、新築マンションの価格は
購入後に下がる傾向にありますが
中古マンションの場合は
購入後の下がり幅が小さいようです。
また最初からリノベーションするつもりであれば
自分好みにカスタマイズが出来るので満足度は一層高まります。
デメリット
築年数が経った中古マンションだと
使い勝手が悪いことがあります。
さらに水回りの設備に関して
最新の設備と比べると使い勝手も悪く
やはり見劣りします。
また近年はサッシの性能が上がっているため
古いサッシは気密性、断熱性が大きく落ちます。
因みにサッシはリフォームすることが困難なため
事前の確認は必須です。
3、分譲戸建住宅
メリット
分譲戸建住宅のメリットは
憧れの戸建て住宅に住むことが出来る点です。
また分譲戸建住宅は一般的なニーズに応えるために
綿密に計画された家になっています。
程よい立地や適度な面積
しゃれた外観と設備
そして手が届きそうな価格が魅力です。
デメリット
建ち上がった家を購入するため
建築中の工事現場を確認しづらい点です。
また決められた間取りや設備であることも多く
買う側の要望が取り入れられない場合もあります。
4、中古戸建住宅
メリット
中古戸建住宅は価格自体が最大のメリットです。
建築当時の施工が良ければ
かなりお買い得です。
中古住宅は中古マンションと
同様に現物を確認でき
また敷地の状況や外部環境を確かめることができます。
デメリット
建築時の施工状況が分からない点です。
また雨漏りなどの不具合が
隠れているなど長く住めない
可能性がある物件もあります。
新築戸建住宅に比べると
気密性や断熱性が劣っていて
寒い家のことが多いです。
5、土地購入&新築戸建住宅
メリット
土地購入・新築戸建て住宅のメリットは
住むところを自由に探せる、
自分達の思いを家に反映させ
やすいという点です。
金額的なことを考えなければ
あなたの希望するものを選べるので
土地探し・家づくりは楽しいです。
デメリット
土地と建物の両方でかかる
金銭的負担が大きいことです。
よくあるのは価格の高い土地を
購入したために建物の予算が
不足してしまったというケースです。
6、注文戸建住宅
メリット
注文戸建住宅のメリットは
一生に一度夢のような経験が出来ること。
プランや外観も自分の思い通りに作れ
設備や仕様も自由に選べるため
完成した家は世界に1つ
あなただけももの。
それだけに喜びもひとしおです。
デメリット
注文すればするほど費用が高くつくことです。
もっとも費用を削ると満足度も下がるため
どこで折り合いをつけるのか
その判断が難しくなります。
7、戸建住宅リノベーション
メリット
戸建住宅リノベーションのメリットは
費用を安く抑えられる点です。
通常リノベーションでは
一番不満・不快な部分を新しくするため
リフォーム後の利便性や
快適さは格段に向上し
リのベーションする人の満足度も高いです。
また法規上建替えることが出来ない物件でも
条件付でリノンベーションが出来ることもあります。
デメリット
満足度が高いリフォームですが
意外にもクレームが多いのもリフォームです。
もちろん仕上がりに不満を持つ人が多いですが
悪徳商法まがいのリフォーム会社に
不信感をいだくことも多いようです。
また、住みながら工事することが多いため
工事中のクレームや事故も発生しやすいです。
特に職人の態度や工事中の傷
粉塵やほこりなどはクレームの原因の一つです。
8、賃貸住宅
メリット
賃貸住宅のメリットは住む場所を
自由に決めることが出来る点です。
お気に入りの場所や街の開発も時代と共に変わります。
それに併せて気軽に住む町も変えられます。
自然災害などで住環境が突然変わっても
賃貸住宅であれば引越しが比較的簡単です。
また共用部分の修繕費用などは
貸し手側の負担なので
借り手側の負担はありません。
デメリット
賃貸用住宅は構造や建材
設備などの質が販売物件に比べて落ちる点です。
賃貸住宅は家賃収入を目的としているため
建設時にかかる費用をなるべく抑えたいからです。
そして最大のデメリットは住み続ける限り
賃貸料が発生することです。
いかがでしたでしょうか?
どのような家を選ぶのかは
それぞれのライフスタイルに合わせて考えましょう。
家は住む人の生活を安定させ
人生を豊かにしてくれます。
後悔のないあなただけの家づくりを楽しみましょう!
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2018.05.07
珪藻土とカビ
こんにちは。
GWの晴天が嘘のように雨が降っていますね。。
もうすぐ湿気がひどい梅雨の時期がやってきます。
今回は湿気対策としてよく使われる「珪藻土」と
カビの関係についてです。
最近は身近な存在になっている「珪藻土」。
珪藻土マットや珪藻土のコースターなど、
すっと水を吸い込んでくれる優れものです。
お家づくりでも珪藻土や漆喰などの天然素材による
塗り壁が多くなるとともに、
カビの問題も発生しています。
例えば
壁に珪藻土を塗ったけれどカビが生えてしまった
・・・というようなトラブルです。
なぜ珪藻土を塗ったのにカビが生えてしまうのでしょうか??
まずは、カビの発生するメカニズムです。
カビの元となる胞子と呼ばれる原因菌は、
目に見えませんがどんな場所にも無数に浮遊しています。
それら胞子が湿度・温度・栄養・酸素の条件が整う事によって一気に繁殖します。
天然素材である珪藻土には、室内の湿気を吸ったり吐いたりする
「吸放湿性能」と言う特徴があります。
この特徴から、
珪藻土がカビの大敵である湿度を吸ってくれるので
カビの発生を抑制すると謳われることが多いです。
ただ、室内の水分を吸ってくれることで
室内環境は良くなるのですが、
「吸放出性能」の「放」、つまり
「吸った水分を放出する必要がある」のです。
水分を吐かせてあげないと、カビの原因になる湿度をずっと蓄えたままになり、
そこにカビの胞子が付着し、限界量を超えてカビが発生します。
対策としては、こまめに換気してあげることです。
近年の住宅は気密性が非常に高く、
カビが発生するのに好条件です。
特に北側のお部屋は要注意です。
特性として珪藻土自体にはカビの抑制効果はありません。
この珪藻土の特性を良く知って
梅雨の時期のカビ問題の対策をしましょう!
2018.04.17
将来的な子ども部屋の仕切り方
こんにちは!ディレクターの佐伯です。
皆さんは子どものころ自分の部屋はありましたか?
我が家は3人兄弟で、大部屋ひとつと「受験部屋」がひとつありました!
受験の時期を迎えた人が順番にその一人部屋を与えられていました。
今回は、子ども部屋の間取りについてです。
お子さんががまだいらっしゃらないご夫婦や
今は一人いるけど今後どうなるか分からないというご夫婦で
最近増えてきているのが、
10帖ほどの大きな部屋をひとつ作り、
将来的に2つに仕切ろうという考え方です。
その仕切り方はさまざまで、
1 カーテン・ロールスクリーンで仕切る
どちらもスぺ-スを取らないので広くない部屋を
仕切るのに最適です。
簡単に仕切りをなくすことができるのも魅力的です。
ただし布一枚なので完全にプライバシー空間を
作ることはできません。
ちょっと空間を分けたいときや
同性の兄弟にはいいかもしれません。
2 アコーディオンカーテンで仕切る
蛇腹状の伸縮性のあるカーテンで
簡単に開け閉め出来るので、広く使うことも
空間を分けることも自由にできます。
通常のカーテンよりもカチっとしっかり閉めることができるので
プライバシーもある程度守られます。
3 収納で仕切る
天井までの高い棚をへやの真ん中に置き、
両側から収納として使うことができるというものです。
棚にインテリアを置いたりして
楽しむこともできるので一石二鳥です。
可動式の収納という方法もあるので
自由に配置を変えて楽しむことができます。
4 壁で仕切る
工事が必要になりますが、
完全に壁を増設するので音は漏れないし
プライバシーを守るには一番の方法です。
例えば男の子と女の子の兄妹だったときに
プライベートを完全に分けることができます。
その時のために壁を作れるような設計を
今のうちにしておくと将来的に簡単な工事で済みます。
いかがでしたでしょうか??
子ども部屋も他の部屋と同じように
生活スタイルや将来のことを想像して
自分に合った形を考えるのも楽しいですよ。
家元では新築の他に
子ども部屋の間取りの変更をはじめ
お家のリノベーション・リフォームも
承っております。
今のお家の使わなくなった空間を活用したい!
収納スペースを増やしたりしたい!という方も
お気軽にご相談ください。