2018.05.30
畳で暮らす~畳のお手入れ方法~
こんにちは。
皆さんは畳はお好きですか?
日本人にとって昔からなじみのある畳。
とくに新しい畳は
あのイグサの香りと優しい感触
実に気持ちのいいものですね。
でも、そんな畳も年数がたてば徐々に
色あせ、弾力性もなくなってきます。
またダニなどの発生や
汚れも目立ってきます。
でもチョットした日頃のお手入れが効果的。
こまめに掃除機をかけたり、
固く絞った雑巾で拭くようにするだけでも
あのすがすがしさを
少しでも持続させることができるのです。
本日は畳のお手入れ方法や汚れなどの対処方法ををご紹介。
1.日常のお手入れ方法
■ぬれ雑巾で拭くと畳の光沢がなくなります。掃除機をかけ、固く絞った雑巾か、乾いた雑巾でカラ拭きをしてください。
■掃除機のかけ方は、
畳の目に沿ってゆっくりと。
1畳40~60秒かければ、
アレルゲンの減少・増殖防止になります。
■天気の良い日には、窓を開けて風を通ししょう。
■直射日光は畳表の変色をまねき、
傷みを早めますから出来るだけ避けてください。
■畳の上にはジュータンや
上敷きなどを敷かないでください。
畳の呼吸を妨げカビ、ダニなどが
発生する原因となります。
■梅雨の季節、湿度の高い時は窓をあけず
エアコンで室内の除湿をしてください。
■ピアノや机のような足のある
重い物は直に置かないこと。
■できれば年1~2回日干しをするか
畳店で加熱乾燥処理をしてください。
2.汚れやシミなどが出来てしまった時の対処方法
■焼けコゲを作ってしまった
タバコのコゲ後の様に小さい場合は
透明のセロハンテープを貼って
コゲ穴を大きくしないようにします。
■畳にカビが生えてしまった
消毒用アルコールを布に染み込ませて
拭き取ります。
拭き取った後はしっかり乾燥させます。
■醤油をこぼした
こぼした上に小麦粉、ベビーパウダー等を
ふりかけ粉末に吸い取らせて掃除機で処理する。
■日焼けを目立たなくしたい
中性洗剤で固く絞った雑巾で雑巾がけをしてから
酢を混ぜたお湯で拭きます。
■家具の跡がついた
凹んだ所に適度に霧吹きして
ぬれタオルを当てアイロンをかける。
■灯油をこぼした
粉末の洗剤・クレンザー・塩・小麦粉等をふりかけ
充分液体を吸い取らせ掃除機で処理し
その後かたく絞った布で何度も拭きます。
いかがでしたでしょうか?
最後に畳の替え時の目安や新調するタイミング
- ■裏返し
- 最初の1~2年で青畳の香りが薄れてきたときや、
- 畳の表面が日に焼けたり傷がついたりした
- 程度の場合は畳表を裏返して張ります。
- 畳べりは取り替えます。
- ■表替え
- 畳床はそのままで畳表だけを取り替えます。
- 購入してから3~5年が目安です。
- 畳べりは取り替えます。
- ■新調(新畳)
- 7~10年以上使って、弾力性がなくなったり
- 踏むとプカプカするほど傷んでしまったら、
- 新しく畳を入れ替えます。
その他
①畳表が衣服につきませんか?
②畳にくぼみがありませんか?
③畳表に破れや、焦げ等はありませんか?
④畳と畳のすき間はどうですか?
⑤畳表の色が濃い茶色になっていませんか?
⑥畳表にシミなどはありませんか?
⑦畳が湿っぽく、カビ臭くないですか?
是非、一度チェックしてみて下さい!
気持ちの良い畳ライフを送りましょう♪
畳の表替え、新調は
2018.05.23
憧れの無垢フローリング!掃除やお手入れはどうする?
こんにちは。
年月を重ねるごとに
木目がなじんで経年変化を楽しめる
「無垢材」
その美しい見た目や
歩いたときの心地よい感触から
これからお家を建てられる方の中には
床は無垢材のフローリングにしたい
とお考えの方も多いのではないでしょうか。
しかし日常生活では床に傷がついたり
食べ物をこぼしてしまったり……
とトラブルがつきもの。
本日は無垢フロアの種類から
日常のお手入れ方法まで
ご紹介します。
まずは
どんな種類の無垢フロアでも
共通する日常のお手入れ方法!
- 普段のお手入れは、掃除機や乾いた雑巾でゴミや汚れを取り除きましょう。
- 水気が付いたら、速やかに乾いた布などで取り除いてください。
- 頑固な汚れが付着した際には、消しゴム等で消してみてもよいでしょう
無垢フロアに水や多量な湿気は大敵です!
無垢フロアに水などがかかった場合には
乾いたぞうきんなどで
速やかに拭き上げてください。
また水廻り(台所や浴室、トイレ)
などで水がかかった場合も同様です。
放置しておくと変色や膨張の原因となります。
暖房設備からの急な温度変化も大敵です!
無垢フローリングの上での
ホットカーペットもご使用も避けてください。
急激な温度の上昇により
無垢の木材の収縮により
無垢フローリングつなぎ目の隙間が
開くことがあります。
床暖房をご使用の際には
床暖房専用のフローリングを
ご使用ください。
ストーブなどの暖房設備を
使用する際には
床面に直接熱が伝わらないように
断熱マット等をご使用ください。
直接的な温度や湿度の変化から
優しく床材を守る配慮が必要です。
では次に
無垢フロアの塗装の種類
1.UV塗装フローリング
合成樹脂により
無垢フローリング表面を
硬化した塗膜で覆う塗装の事を
一般的にはUV塗装やウレタン塗装と呼称されます。
無垢フローリング表面を
硬化した塗膜で覆うため
無垢材が直接的に熱や湿度から守られるために
一般的に多く採用されています。
表面を硬化した樹脂の膜で覆うため
汚れや水による耐性が高く
日頃のメンテナンスも
比較的に簡単であるのも特徴です。
【お手入れ方法】
レタン塗装やUV塗装を
無垢フローリング表面に施した商品には
特別なメンテナンスは必要ありません。
基本は掃除機でゴミをとってから
雑巾で表面の汚れを取ってください。
基本的には定期的なワックス等の
メンテナンスは必要ありません。
艶出し等を目的としたワックスを
ご使用される場合には
ウレタン塗装製品に使用できることを確認して
部分的なためし塗りにて
艶感などにむらがないかをご確認の上
使用してください。
無垢フローリングはワックス等の
水気を嫌います。
くれぐれもワックス等の水分が残らないように注意しましょう。
2.自然塗装フローリング
浸透系の自然塗装は
天然由来のオイルや蜜蝋を
原料として無垢材に浸透することで
無垢フローリングの表面を
美しく保つ保護塗料のことを指します。
ウレタン塗装などの
コーティング系塗料とは一線を画し
無垢の家具のような自然な仕上がりが
特徴的です。
浸透系自然塗料は無垢材表面の
汚れやシミからの保護を目的とした
塗料ですので表面を硬化させ
傷などを防ぐコーティング系塗装
のような効果はありません。
ただし表面の塗膜を
サンドペーパーなどで研磨すれば
何度でも無垢の木の美しさが戻り
再塗装などのお手入れがしやすい
という特徴を持っています
【お手入れ方法】
浸透系の自然塗料(無着色)
の多くは天然油成分や蜜ろうを
原料としています。
自然塗料を取り扱う各社メーカーより
販売されている自然塗料をご使用ください。
表面の仕上がりのむらを防ぐため
各社メーカーから販売されている
ためし塗り用の小さなものを
ご購入いただき試塗りしてから
塗装用の自然塗料を購入したほうが良いでしょう。
部分的な再塗装であれば
そのまま乾いた布などに
自然塗料を付着させ
再塗装を行ってください。
塗料が乾く前に表面の余分な
塗料を乾いた雑巾等で取り除く工程を
2~3回繰り返し表面のむらがないように仕上げましょう。
自然塗料は定期的に
塗装することにより時間をかけ
無垢材内部まで浸透して保護力が上がり
無垢本来の色艶も増します。
塗装面が広範囲に及ぶ場合には
日焼け面などとの仕上げムラをなくすために
サンディング(サンドペーパーで表面を研磨)
を施し下地の無垢材を研磨して
自然塗装を施せば全体の色むらなく磨くのも有効です。
毛羽立ちを取り除き
再度サンディングと塗装
拭き上げと乾燥の工程を繰り返して下さい。
いかがでしたでしょうか?
せっかくの無垢フロア!
しっかりお手入れして
長く経年変化を楽しみたいですね。
無垢フロアのキズや汚れのご相談は
下記でのお困りごとはTASCALLまでお問合せ下さい。
水漏れ/ハウスクリーニング/掃除/詰まり解消/交換/屋外清掃/枝切り/草刈り/手入れ/水廻りメンテナンス/オフィスクリーニング/防犯/防災/耐震/庭手入れ/害虫駆除/引越し/家具移動/不用品処理/遺品整理/家屋解体/改修/修繕/手伝い/代行サービス/庭木剪定/シロアリ/雨漏り/たたみ交換/障子ふすま張り替え/網戸張り替え/ガラス割れ/金沢/お困り/忙しいetc…
2018.05.16
自分でDIY~壁紙補修編~
こんにちは。
皆さんのお部屋の壁紙は何色ですか?
新築の時はあんなに綺麗だったのに
いつの間にか汚れが目立つ…
壁紙は時間の流れとともに黄ばみ
穴があき時には剥がれたり裂けたりします。
一般的に壁紙は10年を目安に
補修や張り替えが必要です。
全面張り替える場合は
業者に依頼した方が
早く綺麗に仕上がりますが
部分的に張り替えるだけなら
実は自分でも案外簡単に
出来ちゃうんです!
今回は自分で出来る
壁紙の補修、張り替え方法を
ご紹介します!
【壁の針穴の補修】
壁につけた穴はいろいろあります。
ピンやネジ穴、フックをつけてできた穴など
気になり出すと、目についてイヤなものです。
この穴の補修はクロス専用の補修材で
手当をすれば、簡単に補修できて
目立たなくなります。
①埋めたい穴のホコリや汚れを取り除きます。
②補修剤先端のノズルを穴にあて
液を入れ、はみ出した余分なものは
水を含ませ固く絞った布で拭き取ります。
色はアイボリー、ベージュ、ホワイトなどが
ありますので、自分の家の壁紙にあった色を
選びましょう。
【めくれ・剥がれの補修】
壁紙のジョイント部分がめくれたり
はがれてしまう事はよくあります。
こちらも早いうちに手当をすればきれいに直ります。
①まず剥がれている部分の壁紙についた
糊と壁の汚れを取り除きます。
②壁側に、壁・クロス用の糊を波形に塗り
つなぎ目に向かって、空気を抜くように
しっかりと張りつけます。
③はみ出した糊は
水で湿らせ固く絞った布で
拭き取ります。
④壁紙が浮いてこないようにするため
マスキングテープで2~3時間仮止めしておきます。
⑤繋ぎ目が目立つようであれば
すき間を補修剤で埋めて下さい。
【破れの補修】
ひっかき傷や破れも
同じビニールクロスがあれば
補修で目立たなくすることが出来ます。
カッターの刃は、新しく良く切れるものを
使うことがきれいに仕上げるポイントです。
①補修用の壁紙を切る
補修用の新しい壁紙を
破れのサイズより大きめに切り
柄などを合わせてマスキングテープなどで
仮止めします。
破れたところより
一回り大きな位置に定規をあてて
元の壁紙と新しい壁紙
2枚一緒に切ります。
②破れた壁紙を剥がす
仮止めのテープを剥がし
新しい壁紙を一度取っておきます。
このとき、上下が分かるように
しておきましょう。
次にカッターの先などを使って
破れた壁紙を剥がします。
壁面に古い糊が残っている場合は
固く絞った布で拭き取って下さい。
③糊を塗る
壁紙用の糊を新しい壁紙の裏に塗り
切り取った部分に貼り付けます。
貼り付けたら撫で押さえ
ハケでさっと伸ばし空気や
しわがないように気を付けます。
④押さえローラーをかける
新しい壁紙を貼った後、
壁紙用の押さえローラー
(ジョイントローラー)で
繋ぎ目を押さえると
目立たなくなります。
いかがでしょうか?
一部分だけの補修なら
自分でも出来ちゃいそうですね♪
壁紙の補修などを自分で行うメリットは
・費用が安くすむ
・自分のペースで出来る
一方デメリットは
・仕上がりに不安
・自分で行う分の手間がかかる
上記のメリット・デメリットを踏まえ
補修の程度や、範囲によって
自分でDIYで補修をするか
業者に依頼するか
決められてはいかがでしょうか?
壁紙の張り替え・補修は