2018.11.06
まつや とり野菜みそ
こんにちは。
11月になり気温も下がり
夜には暖かい食べ物が恋しくなる季節ですね♪
本日は北陸の冬のソウルフードをご紹介‼
「石川のソウルフードといったらコレ」。
そう言われるのが地元のスーパー各店で手軽に買える
株式会社まつやの「とり野菜みそ」です。
特製調味みそがパックとなった商品で、1袋250円ほど。
台所にある野菜や魚、肉などを鍋に入れ
水とこの「とり野菜みそ」を投入して5分ほど煮込めば
すてきな鍋料理ができあがりという魔法具合が人気です。
そして商品名にも入っている「とり」といっても
「鶏(トリ)」が入っているわけではありません。
このみそのお味で野菜をたくさん「採る」ことができますよ
ということで「とり野菜」なのです。
この「とり野菜みそ」を販売している
株)まつやは、もともとは食品メーカーではありませんでした。
昭和39年に生まれた国道沿いの食堂が経営のスタートです。
この食堂を訪れるのは車で国道を行き交う働く人々でした。
時代はまさに高度経済成長期。
「栄養…健康食…不足しがちな野菜…。
そうだ、野菜をたくさん採れる料理を考えよう!」
(株)まつや創業者の松本啓治社長がそう考え
自ら考案し、幾たびもの試行錯誤を繰り返して完成したのが
大量に野菜を入れたみそ味の鍋物。
この野菜鍋をメニューに加えたところ
みそ出汁(だし)がおいしいと大好評となりました。
そして、あまりのおいしさに
「このおみそ、おいしいから分けてくれない?」
という現在の感覚ではかなり大胆なお客さま方の
申し出が次々とあったのです。
試作を重ねて作った店の味のベースとなるみそを
この食堂では「秘伝」ともせず「いいよ、いいよ」と
惜しみなく分けたのでした。
それが高じて「とり野菜みそ」は製品化。
昭和48年に袋詰商品として、スーパー・小売店で
販売されるようになりました。
とり野菜みそのルーツとなった昭和の食堂は
現在も「レストランまつや」として営業しています。
お土産で知った「とり野菜みそ」で
ファンになってしまったという方は
金沢訪問の際には足を延ばして
どうぞレストランも訪れてみてください。
定番メニューの「とり野菜」は、1人前550円です‼
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2018.10.23
アートの秋
こんにちは。
先日ご紹介させていただきました
2018年10月30日~11月11日
21世紀美術館で開催されます
KOGEI Architecture Exhibition
現在、開催にむけ準備が進んでおります。
東アジア文化都市2018金沢のイベントの一つで
「建築を、ひとつの工芸として考える」
をテーマに工芸作家や建築家ら多彩なプレイヤーが
建築における装飾のあり方を問い直し
工芸の空間的展開を構想します。
昨年度の実験的試みから
規模を拡大して開催する本格的な展覧会。
伝統と革新が呼応する金沢・北陸から
「工芸建築」が生み出す新たな可能性を
是非、ご覧ください。
皆様のお越しをお待ちしております。
東アジア文化都市2018金沢 「工芸×建築」の可能性を探る 工芸建築展
https://culturecity-kanazawa.com/events/event/craftsxarchitecture
- 開催期間/2018年10月30日(火)~11月11日(日) 10:00~18:00(最終日は17:00まで)
●会場/金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA 金沢市広坂1-2-1
●料金/無料
[ お問合せ ] 認定NPO法人趣都金澤 TEL:076-223-3580 E-mail:info@kogei-architecture.com
2018.10.09
秋の加賀野菜
こんにちは。
本日は秋の加賀野菜について
まず初めに加賀野菜とはどんなものなのかをご紹介します。
金沢は歴史的に農業が盛んな土地でした。
日本列島の中ほどにあるため、
四季がはっきりしていて
さまざまな農作物を作ることができました。
何よりも城下町だったため人口も多く
郊外で作物を育て城下で消費するという
流通経路も確保されていました。
このような背景を持つ金沢に
「加賀野菜」という農産物ブランド名が誕生したのは1997年のことです。
1945年以前に金沢で栽培され
現在も主に金沢で作られている野菜です。
そして現在、加賀野菜と呼ばれる野菜の種類は15種類あります。
その中でも、9月~10月は1年で最も多くの種類の
加賀野菜が市場に並ぶ時期なんです。
秋の美味しい加賀野菜には
「さつまいも」「金時草」「源助ダイコン」「加賀レンコン」「金沢春菊」
などがあります。
それぞれの特徴は以下の通りです。
・さつまいも
甘くて、独特の「コッボコボ」の味。
加賀野菜のサツマイモは
焼いも、ふかしいも、天ぷら、お菓子などに
最高においしく頂けます。
・金時草
独特のぬめりがたまらない加賀野菜の金時草
葉の裏が鮮やかな赤紫色で
ぬるぬるとした独特の風味
酢のものでさっぱりと食べるのが一般的です。
・源助ダイコン
おでん・煮物にとても良く合います。
大根らしさが残っている大根であり
肉質が柔らかく、煮くずれしない
大根らしい歯ざわりが特徴です。
・加賀レンコン
ぬくもりのある舌ざわり
節と節が短く、肉質が緻密で
雪肌のように白いのが特徴。
煮物、酢の物、汁物、蒸し物など
いろいろな料理に合います。
いかがでしたでしょうか?
季節の野菜は栄養価が高く
普段の食事に取り入れる事により
美味しく、健康にも良いですよ♪
是非、お試しください。