2022.02.10
まだ間に合う!お家をお得にする制度
皆さまこんにちは。
土日の雪かきで疲れ果てた富山ディレクターの福嶋です。
(富山って金沢の1.5倍は積もります…なんででしょう…)
去年の時点で新築を購入して実際に住み始められた方、
確定申告の準備はお済みでしょうか?
住宅借入金等特別控除(通称、住宅ローン控除)を受けるために、
1年目は確定申告が必要になります。対象の方は忘れずに申請しましょう!
ちなみに2年目以降は年末調整でOKです◎
こちらインターネットからの手続きも可能です。
国税庁のHPに申請のやり方の動画が掲載されているので
チェックしてみてください! 👉🏻👉🏻【コチラ】
手続きの期間は2/16(水)~3/15(火)です。
また、今年(令和4年)からは年末時点のローン残高の0.7%が13年間控除されます。
※11年目からは控除額の計算方法が変わります。
お得な制度ですので、必ず活用していきましょう!
それではまた!
2020.12.07
『住宅ローン減税、2021年度 見直しへ!』
こんにちは!富山ディレクターの島田です。
過去のブログでも取り上げました
住宅ローンを利用してマイホームの取得やリフォームをする際に、
一定の税金控除が受けられる制度『住宅ローン減税』
2021年度税制改正にて内容が変更される見通しになりました。
住宅ローン減税はお家づくりの大切な事項の1つなので
今回は変更点を一部ご紹介します!
●そもそも住宅ローン減税とは●
住宅ローンを借りてお家を買うと、ローンの年末残高の最大1%を
所得税・住民税から10年間控除する制度です(上限あり)
●住宅ローン控除期間「13年」への延長●
消費税10%への増税の対応策として導入されたのが、
住宅ローン控除期間「13年」への延長特例です。
この特例は当初「2020年末までの入居」が適用要件でしたが、
コロナの影響を受け、現状は
「2020年9月末までに契約を交わし、2021年末までに入居」
という措置が設けられています。
そして、この度分かったのが、2021年度税制改正でこの特例自体を
「2年延長」することで財務省・国土交通省が調整に入っているとのことです。
ということは…延長決定となると
「2021年9月末までの契約、2022年末までの入居」でも
13年間特例減税を受けられるようになるという事です!
今からでも13年延長特例に間に合う可能性が出てきました!
では3年延長になるとどれくらい変わるのか?
国土交通省㏋のシミュレーションでは…
10年間控除総額376万円
13年間控除総額456万円
⇒差額80万円になります!
大きいです!(*あくまで現行制度での一例です*)
…しかし気になる点も…それは次の項目で
●ローン残高1%見直しも●
控除額を「ローン残高の1%か、その年に払った利息の総額の少ない方」へ
2022年度にも見直すべきという声が出ています。
何故こんな声が出てくるかというと…
1%に決めた時は今よりもずっと金利が高い時代だったのですが
現在は1%よりも金利が低い為、1年間で払う利息よりも控除額の方が高くなってしまうからです。
これが決まると上記のシミュレーションの結果が変わってくるので、
シミュレーションは現時点での参考程度にして下さい。
●注意点●
2020年12月時点では改正内容が確定していないので
今後、適用条件や控除額等が変わる可能性があります。
ただ、13年延長特例は消費税増税の影響を緩和するための特例ですので、
既に消費増税の影響がない来年以降のさらなる延長は難しいと考えられます。
13年間の減税延長、1%の見直しの点を含めて、
漠然と家づくりの時期を考えていた方は
具体的に家づくりを考えてみてはいかがでしょうか!?
2020.11.24
リフォームに役立つ補助金制度について!
こんにちは!富山ディレクターの島田です。
今、リフォームやリノベーションを検討している方も多いのではないでしょうか?
そして実際にリフォームを行う時には
国や自治体の補助金制度をぜひとも活用したいところですよね!
今回は活用しやすい補助金・助成金制度について、一部ご紹介します!
リフォームの補助金には、
国から補助されるものと、自治体から助成されるものとがあります。
自治体からの助成ですと石川、富山で変わってくるので
ここでは全国共通のリフォーム補助金の例を紹介していきます。
【介護保険】
要支援・要介護と自治体から認定された方が居住する住宅で、
バリアフリーリフォームする際には
「介護保険」から工事費用の一部を補助されます。
介護保険は、各市区町村の保険料と税金によって運営されていますが、
全国共通で利用できる制度です。
<主なリフォーム>
手すりの取り付け
段差の解消
滑りの防止や、移動円滑化のための床材・通路面の材料の変更
扉を引き戸へ取り替え
洋式トイレへの変更や、便器の位置変更
およびこれらに伴う壁や柱の改修
<補助金額>
・上限を20万円とし、工事費用に対し7~9割を補助
<申請受付期間および工事期間>
・申請受付=随時
(※月末の平日最終日〆など、時期が決められている自治体もあり)
・工事日=ほぼ指定なし
(※ただし着工前に申請が必要)
【ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(経産省ZEH)】
太陽光発電でエネルギーを作り、
断熱など省エネ性もある「ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)」
へのリフォームする場合の補助金制度です。
>> ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)とは?
ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略。
住まいの断熱性・省エネ性能を上げること、
そして太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、
年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)
の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅を指します。
<主なリフォーム>
一戸建てで、ロードマップにおける
「ZEH」の定義を満たすための改修工事を行う場合が対象
断熱リフォーム
温水式床暖房
エコキュートなど高効率給湯器の設置
24時間換気設備/LED照明
太陽光発電システム/蓄電システム
HEMS[エネルギー計測装置]
※施工業者の指定あり。
<補助金額>
・60万円/戸(定額)
・定置型の蓄電システムを設置する場合、
さらに最大20万円の補助あり(1kWhにつき2万円加算)
<申請受付期間および工事期間>
・申請受付 四次公募:2020年11月30日~2021年1月8日
(※17時必着 一~三次終了)
・工事日=補助金の交付決定後に着工、および事業完了日から15日以内、
かつ四次公募の場合は2021年2月26日
17時必着までに完了実績報告できる状態にすること
補助金注制度の意点!
基本的に、リフォーム補助金(助成金)制度を活用したい場合には、
着工前に申請しなくてはいけません。
工事を開始してしまってから、
あるいは工事完了後に申請をしても受理されない事もあるので、ご注意ください。
また「〇月〇日までに工事を完了させること」などの条件付きである場合が多いため、
工事日の調整も重要です。
なお、たいていの補助金制度は、予算の上限に達すると締め切られてしまいます。
予想より早く締め切られることもあるので気をつけてください!
ご紹介したのは制度の一部です。皆様の住んでいる各自治体の補助金もチェックしてみてください!