2024.01.09
わたしたちができること
騒然とした年明け
2024年となり早くも1週間が経ちました。
まだまだ余震が続き、雪も降り積もる中、
行方不明の方が多くいらっしゃるというニュースに心が痛む毎日です。
暖かい場所で過ごせること、
十分なご飯を食べられること、
大切な人と一緒にいられること、
当たり前がどれだけ幸せなのか
こういうことがあってようやく実感します。
同じ県であるものの、実は金沢市から遠く離れている能登地方
でも、安全が確保できているどの地域より近いのが金沢市。
もどかしい気持ちを少しでも行動にと、
石川県建団連の企業様と協力しながら、
Nodeにて義援物資の回収をしておりました。
震災翌日の1/2から1/8までの7日間、
本当にたくさんの方が物資を寄付しに来てくださり、
インスタグラムでは全国から問い合わせをいただきました。
頂いた物資は、業者の皆様にも協力してもらいながら
正式に許可をもらい、被災地・避難所へ届けることができております。
第一次支援物資の回収は、
昨日で受付を締め切らせていただきました。
多くの支援をいただき、本当にありがとうございます。
今後予定しております第二次支援では、
被災地からの声を聴きながら、
必要なものを確実に届けていきたいと考えております。
今日も準備を進めているところです。
地震大国である日本で、
自分たちは何ができるのかを改めて考える機会にもなりました。
新しい家では、十分な耐震性を確保すること。
昔ながらの家も、安心して地震に耐えられるものであること。
津波や火災などの二次災害ももちろん危険ですが、
揺れによる倒壊を回避できれば、命が助かる可能性は大きいです。
地域のみなさまへ。
今回の地震によって被害が生じた建物がございましたら、
まずはご相談ください。
壁紙が割れてしまった、タイルが浮いている、塀が倒れてしまった
どんな些細なことでも結構です。
いつでも家元までご連絡ください。
そして、これからお家を建てようと考えておられる方へ、
私たちは地域の家づくりに携わる企業として、
安心して長く住める家をつくるお手伝いができます。
暖かく、地震に強い、おしゃれな家をデザインします。
一度お話を聞きにきてください。
分からないことがあれば、一緒に解決しましょう。
繰り返しになりますが、
もし何か、少しでも協力できることがありましたら、
いつでも気軽に声をかけてください。
1日も早い復興をお祈りしています。
この記事を書いた人
2023.12.28
タブロイドNo.9
今年は暖冬と言われてはいますが、北陸の冬はやっぱり寒いですね⛄
さて。年を締めくくる家元のブログといえば…
そう!タブロイド完成&発送のご報告です!
1年の活動や出来事をまとめたミニ新聞として
毎年、年賀状がわりに送らせていただいているものです。
春に4名の入社とNodeオープンによって更に賑やかになった家元は、
記録と記憶に残る”変化”の1年を過ごしていました。
コロナ禍もなんとなく収束をむかえ、
皆さまの笑顔が見れるようになった世の中。
イベントも多く開催することができ、出会いも増えたことで、
とても幸せな時間をすごしてきたなぁと感じます。
関わってくださった多くの方、
そして協力いただいた皆さま、
本当にありがとうございました。
2024年も引き続き
いつまでも幸せに過ごしていただくためのお手伝いをしていきますので
お家づくりはもちろん、店舗の改装など、
いろいろな方面で頼っていただけますと幸いです。
今年もありがとうございました!
この記事を書いた人
2023.07.26
Kizukiプロジェクトファイナル 活動完了しました!
木に親しみ、豊かな感性をはぐくむ木育プロジェクトとして2015年にスタートしたKizuki
これまでたくさんの方にご支援・ご協力いただきながら
今年3月31日に、Instagramなどで取り組みの終了をご報告させていただいておりました。
そして2023年7月、Kizukiとしての最後の活動を完了することができました。
この活動に協力してくださったのは、石川県の保育園・幼稚園のみなさまです。
これまでたくさんの子どもたちが触れ合い、
たくさんの学びを生むのに活躍してきた木たちは、
Kizukiが終了してしまった今、
私たちだけでは活用することが難しくなっていました。
そんなとき、「子どもたちに木育を」という思いが詰まった木のボールや丸太、積み木を、
Kizukiより引き継ぎ、木育のツールとして使っていただけないか、と、
石川県内の保育園や幼稚園にご相談したところ、快く引き受けてくださったのです。
そして先日、12の保育施設へ引き継ぎが無事に完了いたしました。
子どもたちは興味津々、好奇心旺盛で、
目を輝かせながら受け取ってくれる姿がとても印象的でした。
匂いを嗅いでみたり手触りを確かめたり、
目の前で木を積んで遊んでくれる子どもたちもいたりして、
あっという間に木のおもちゃに親しんでくれたことがうれしかったです。
丸太をお渡しした幼稚園では、
丸太をたたいてみたり、転がしてみたり、持ち上げてみたり、座ってみたり、
最後はいす取りゲームをしてみんなで走り回ったり、、、と
私たちが想像する以上のいろんな方法で楽しんでくれました。
大人にはなんの変哲もないように思えてしまう「木」でも、
子どもたちの想像力をこんなにも引き出せるのか、と驚かされました。
また、実際に取り扱っているお店がなかなかない、など様々な理由から
「木のおもちゃを思う存分遊べるくらい用意することが難しい」
という現状について、各施設の先生方からお聞きしました。
そのため、保育施設の方にもとっても喜んでいただくことができ、
受け取り後すぐに園に展示したと連絡もいただいたりと、
お役にたてたことがうれしかったです。
「人と木の関わりを大切に残したい」という思いは、
「残材バンク」として形を変えて家元の活動として継続しています。
これは、本来なら処分してしまう、家の構造にもなりうる立派な木を
一般の方に無償でお譲りし、DIYなどに活用していただくものです。
持続可能な開発、SDGsなどの言葉が多く飛び交う近年ですが、
これからも“建築”という分野から、
持続可能な社会を目指しながら、木と人をつなぐ活動を続けていきます。
最後になりますが、
これまでKizukiの活動に関わってくださったみなさま本当にありがとうございました!
子どもたちの豊かな発想が、希望溢れる未来に広がりますように。
この記事を書いた人