2022.09.28
spend with 「green」 vol.4 こだわりの質感と空間
現在、モデルハウスの工事は最終段階に入っています。
このプロジェクトが始動してから、ここまで10カ月が過ぎました。
たくさんの方のご協力があってやっとここまできました。
プロジェクトのメンバーでも、
たくさんの話し合いや打合わせを重ねてきました。
コンセプトや間取りはもちろん、
めずらしい加工がほどこされた木材や、
思わず触りたくなる新素材など、
選りすぐりのものを細部にまでこだわってご準備しています。
写真や文章では中々お伝え出来ませんが
今回のブログでは、完成間近の現場の写真を添えて、
このお家のメインとなる、LDKを少しお見せしようと思います。
その前に
一度、iPhoneでみなさんのお家のリビングを撮影してみてください。
カメラを構えると気がつくと思いますが、
広いはずの部屋も、iPhoneだとレンズの影響によって狭く映ってしまいます。
しかし、この写真、とっても広く見えませんか?
現場監督が「こんな感じになってるよ!」と、
iPhoneで撮影して送ってくれたものです。
このお家の最大の特徴である、圧倒的な天井の高さと仕切りのない空間が、
この広さを生み出しています。
そして、ここに植物が共生することになります。
私たちの考える、spend with 「green」がどのように形になるかは、
その他の見どころと合わせて、次週お届けします。
たのしみにお待ちください!
住宅展まであと2週間です!
2022.09.25
基礎の骨組み
こんにちは
エンジニアの山羽です。
先日基礎工事の着工した現場の確認に行ってきました。
みなさん基礎というとコンクリートの塊のイメージを
お持ちではないかとおもいます。
実は単なるコンクリートの塊というわけではなく、
人間に骨格があるように実は基礎にも骨格があります。
基礎の中には鉄筋を組み合わせたもので骨格となるもの
があります。配筋といいます。
一棟一棟の建物にあわせて基礎は違う形に造りあげます。
同じように配筋もその基礎にあわせて職人さんが現場で
組んでいきます。
人間も骨格があって地に足を踏ん張り立つことが出来る
ように、家も配筋のしっかりとした基礎と構造材があって
地面にしっかりと建っていることが出来ます。
検査機関による配筋検査を受けて合格を頂いてから
コンクリートを打設していきます。
仕上がった状態では見えない所にもしっかりと支える力が
あることをこの機会に知って頂けたらと思います。
地鎮祭の際にお預かりしている鎮め物もきちんと納めさせて
頂いています。
2022.09.21
spend with 「green」 vol.3 個性と暮らし
家の中に植えるための樹を探しに、大阪へ向かいました。
大阪といっても都心からは離れた山の中。
そこには普通とはちょっと違う植物たちが集まる、そら植物園があります。
そら植物園の設立者である西畠清順さんは、
21歳より日本各地・世界各国を旅して様々な植物を収集し、
依頼に応じて植物を届けるプラントハンターとしての活動をスタートしました。
日本はもとより海外の植物園、政府機関、企業、貴族や王族などに届けています。
2012年、“ひとの心に植物を植える”活動・そら植物園を設立し、
植物に関するイベントや緑化事業など、国内外のプロジェクトを次々と成功させ、
日本の植物界の革命児として反響を呼んでいます。
つまり、植物の性質や特徴を最大限に生かしながら、
新たな表現を生み出すプロフェッショナルです。
そんな植物園で目にしたのは、
いままで見てきた「植物」のイメージをくつがえしてしまう、
個性あふれる、不思議な植物たちでした。
植物園の第一印象は屋外ショールーム。
それぞれの植物のよさ、おもしろさを魅せるため、
植物ごとに植えられ方が違います。
話を聞くと、不思議な植物たちの生まれ方もさまざまです。
こどもたちを残すために先端が切られ、本来なら鑑賞用にならないもの、
自然を生きる中で形が変わったもの、
よりよく魅せるために人が手を加えたもの、、
同じ種類の植物でも、
どのように生命力を表し、どのように咲き生きていくかは、
環境で全く変わることを知りました。
やっぱり、樹もわたしたちと同じ生き物ですね。
私たちにも植物にも個性があるように、
家もすまい方も同じように個性豊かなものだと考えています。
時間の経過の中で生まれる物語が、
個性となって姿かたちを変えているのですから、
日々すまうその家は、
あなたの理想のライフスタイルを叶えてくれる
あなただけの特別な家になっていくのです。