2022.05.11
古い家を強くする補助金
日本に住む限り、いつどこで被害に遭うか分からない地震ですが、
新築を建てる際には、地震対策は当たり前になってきています。
「震度6強に2度耐えれる家」などの文言、耳にしますよね。
”せっかく買った家を壊したくない”
という思いで地震対策にこだわる方も多いと思いますが、
建物が強くなることは、
みなさんの命を守ることにつながっています。
今では地震対策に関しても様々な技術がありますが、
昔に建てられた家はどうでしょうか?
構造について考えられていたとしても、
今と同等の技術が盛り込まれているとは
考えにくいのが現実です。
そんな家と、そこに住むみなさんを守るために、
県単位で「住宅耐震化」や「耐震改修」などという名称で
支援をしていることがあります。
費用を〇割負担!補助金がでます!みたいな内容です。
石川県・富山県にもそれぞれあるので、
順番に説明していきますね
石川県では、
昭和56年(1981年)以前に建てられた住宅が対象となっており、
簡易的な耐震診断が原則無料ででき、
耐震改修を行う際の費用を150~200万円の間で補助してくれます。
補助額は市町村によるので、ご確認ください。
富山県も同様、
昭和56年(1981年)以前に建てられた住宅が対象となっており、
耐震診断の費用を2,000~6,000円の自己負担まで抑え、(通常5~10万円)
耐震改修にかかる経費を4/5補助してくれます。(※限度額100万円)
その他条件は市町村によりますので、ご確認ください。
※ページ下部に各市町村のリンクあり※
この制度の何がすごいか、
最低限の耐震改修のみの工事も可能ですし、
全面リフォームとも併用できるんです。
ご予算やご希望に合わせて、方法を選べます。
家元でもこれから着工するお客様がこちらの制度を利用し、
リフォームを進めているところなんです◎
実家のリフォームや、既存住宅のリノベーションなど考えている方は、
一度検討してみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
2022.05.09
お家づくりの情報収集
皆さまこんにちは。
富山ディレクターの福嶋です。
GWが終わってしまいましたね。
しかし実は、このブログを書いているのはGW真っ只中です。
最近自分はディレクターではなくブロガーなんじゃないか?
と錯覚さえしてしまいます。
そんな話はさておき。
今回はタイトルにもあるように、
どうやってお家づくりの情報取集をしているか?
について書かせていただきます。
お家づくりのことって調べれば調べるほどわかりづらくて
面倒なことがたくさん出てきませんか?
名称・数値・各種費用などなど、僕も勉強のために初めて調べたときは
「なんだこの呪文の連続は」なんて風にも思っていました。
ネットで調べても情報量が多すぎて、
自分の場合、結局どれを信じたらいいの?
みたいな感覚になってしまうんですよね。
だからこそ、自分にとって必要な情報を
選び抜いていかないといけないわけです。
前置きが長くなりましたが、
「お家づくりのことを学ぶのにおすすめなツール3選」
をご紹介させていただきます。
①YouTube
・わかりやすい動画が多く、気軽に勉強できる
・いろんなお家のルームツアーが見られる
・再生速度が調整できる
まずはみんな大好きYouTubeです。
実は、お家づくりだけでなく、電化製品なんかもこの方法がおすすめ。
建築の詳しい専門的な知識はもちろん、
ルームツアーではこだわりなんかも聞けてすごく勉強になります。
再生速度が調整できるのもポイント高めです。
②Instagram
・デザインの写真がとにかく豊富
・最近はメーカーや品番を明記する人も多い
・後悔したポイントも掲載している場合も!
インスタはすでにやっている人の方が多いと思います。
デザインの写真だけでなく、おすすめポイントや後悔した点など、
更に実用的な情報も収集できるのでとても参考にしやすいです。
気に入った写真を保存しておけば、打ち合わせもスムーズに進められますね。
ちなみに家元のインスタアカウントはコチラになりますので、
ぜひフォローをお願い致します◎
こだわりの詰まった素敵なお家がたくさん掲載されています。
③Room Clip
・インテリアのデザインを探したい方にオススメ
・実際の暮らし方の写真が豊富で生活のイメージがしやすい
・収納の使い方を見たい人には必須
YouTubeとインスタに比べると使用頻度は高くありませんが、
収納の使い方を調べるときに必ず役立つアプリです。
「こういう収納の使い方もあるのか~」と感心させられることがよくあります。
いかがでしたか?
なんとなくお家づくりの学び方がわかりましたでしょうか。
それでもやっぱり、百聞は一見に如かず。
お電話でもお問合せフォームでも構いませんので、ぜひご相談にいらしてください。
お問合せフォームはコチラ
それではまた!
2022.04.18
【設計小話2】ニッチのお話
SNSでもお洒落な活用法が人気なニッチですが、
みなさんはどのように使うイメージでしょうか?
「ニッチ」とは、壁の中にある空間を利用することで
設けることができるスペースです。
奥行きなどを変えることで一気に使い方の幅が広がります。
まず代表的な「スイッチニッチ」
普通の照明スイッチよりゴツめなので、普通に壁付けにすると、
どうしても空間に飛び出てしまうのが、
インターホンや給湯器系のリモコン。
一か所にまとめてすっきり見せることで、ぐんと空間になじみやすくなります。
奥行きは、リモコンよりちょっと深めがおすすめ。
「玄関ニッチ」
飾り棚にしたり、カギ掛けにしたり。
玄関やホールは来客者が一番に目にする部分でもあるので、
ここにこだわると、お洒落さが際立ちます◎
「トイレットペーパーニッチ」
トイレットペーパーって意外とどこに置いたらいいのか分からない…
いざ使おうとしたら「…ない?!」なんてこと、一度は経験してませんか?
トイレットペーパーさえインテリアのように見せてくれるのが、
ジャストサイズの横長ニッチです。
便利でお洒落なニッチですが、
付ける際の気を付ける点があります!
①構造材が邪魔をしないか
工法にもよりますが、
在来工法と呼ばれる工法を選択した場合、
筋交いという斜めの材が入る場所がいくつか出てきます。
出来るだけニッチ希望の箇所には筋交いが入らないよう、
できるだけ工夫しておりますが、
どうしてもそこでないと構造上危険な場合も。
②断熱性能への影響
外壁側の壁の中は断熱材が敷き詰めてあり、
空間に余裕がありません。
どうしてもそこでないと動線上都合が悪い場合など
設置可能ではありますが、
断熱材をつぶして無理やり設置することになるので、
注意が必要になってきます。
ニッチ1つでお家が一気におしゃれになるので、わくわくしますよね。
スイッチやリモコンの細かな配置は
お客様が採用するメーカーやサイズなどを調べて、
ベストなものを私たちから提案させていただきます。
分からないことは気軽にご相談くださいね。
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