2024.01.18
気密測定実施!
こんにちは!
エンジニア部門の井上です。
先月末、金沢市の現場で気密測定が行われました!
〇気密測定とは?
定規では図ることができない家の隙間の面積を、写真にある気密測定器で測り、
「この家にはどれだけ隙間があるのか」を測るものです。
〇気密性が高いメリットとは?
・室内の温度→夏が涼しく冬が暖かい
・冷暖房費→比較的安く抑えられる
・家屋の傷み→傷みにくい
以上のように気密性が高いと住み心地がよく、住宅が長持ちします。
外へ続く扉の枠と構造部分には、
数ミリですがどうしても隙間が空いてしまいます。
そのため、完成時には壁の中に隠れてしまう部分ですが、
「気密テープ」というテープを貼り、隙間を埋めて気密性を高めています。
こちらは仮設の玄関ドアですが、
ドアの周りの隙間をなくすため気密テープを貼っています。
外部収納のドアの周りも同じように気密テープで隙間を塞いでいます。
サッシはYKK APのAPW330を標準仕様として採用しています。
樹脂サッシと呼ばれ、
よくあるアルミ枠のサッシと比べて断熱性が高く、
窓付近でも外気温の影響を受けにくいため、
室内温度が安定し、結露も生じにくくなります。
家元ではデザインはもちろん、気密などの性能面にも注力しています。
気密性は住み心地にも直結します。
皆さんも住宅を選ぶ際に、気にしてみてはいかがでしょうか?
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2024.01.12
お引渡しまであと少し
Ciel.lab店舗事業部の高橋です。
これからが冬本番。
より寒くなると思いますので体調に気をつけてお過ごしくださいね。
9月から担当をさせていただいていた飲食店の現場も、
お引き渡しの時期近づいてきました。
今日は、完成間近の現場の写真と共に、
見どころをご紹介したいと思います。
「仕上げについて」
ご飯を炊く釜はモールテックスというモルタルに似た左官材で仕上げてあり、
ほどよい光沢と素材感によって、高級感を際立たせています。
背面の石壁は、間接照明でやわらかく照らすことにより、
石の凹凸や目地、細やかな表情が引き立つよう演出しています。
また、間接照明を隠すためにつくられる小さな垂れ壁には、鏡を貼ることで、
梁が切れ目なく奥に続いて見えるような工夫を取り入れました。
食事はもちろん、目の前に広がる空間も一緒に楽しんでいただけるかと思います。
「竈ができるまで」
最初に耐火れんがでコの字をつくり、その中にステンレスの作業台を置きます。
次に、ケイカル板という燃えにくい材料で以外の部分を囲い、
モルタル→モールテックスの順番で表面を仕上げていきました。
9月から奮闘した日々も終わりが近づき、
業者さんと共に作り上げる空間がどんどん完成していくなかで、
感謝の気持ちと達成感、そしてちょっとした寂しさを感じています。
お引渡しまであと少しですが、
お客様に喜んでいただけるよう最後まで気を引き締めて現場管理していきます。
シエルラボでは、ただ工事を進めるだけでなく、
お客様の立場になって考えることで、
地域に愛されるお店づくりをお手伝いしています。
お店の新築・改装などをご検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください!
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2024.01.09
わたしたちができること
騒然とした年明け
2024年となり早くも1週間が経ちました。
まだまだ余震が続き、雪も降り積もる中、
行方不明の方が多くいらっしゃるというニュースに心が痛む毎日です。
暖かい場所で過ごせること、
十分なご飯を食べられること、
大切な人と一緒にいられること、
当たり前がどれだけ幸せなのか
こういうことがあってようやく実感します。
同じ県であるものの、実は金沢市から遠く離れている能登地方
でも、安全が確保できているどの地域より近いのが金沢市。
もどかしい気持ちを少しでも行動にと、
石川県建団連の企業様と協力しながら、
Nodeにて義援物資の回収をしておりました。
震災翌日の1/2から1/8までの7日間、
本当にたくさんの方が物資を寄付しに来てくださり、
インスタグラムでは全国から問い合わせをいただきました。
頂いた物資は、業者の皆様にも協力してもらいながら
正式に許可をもらい、被災地・避難所へ届けることができております。
第一次支援物資の回収は、
昨日で受付を締め切らせていただきました。
多くの支援をいただき、本当にありがとうございます。
今後予定しております第二次支援では、
被災地からの声を聴きながら、
必要なものを確実に届けていきたいと考えております。
今日も準備を進めているところです。
地震大国である日本で、
自分たちは何ができるのかを改めて考える機会にもなりました。
新しい家では、十分な耐震性を確保すること。
昔ながらの家も、安心して地震に耐えられるものであること。
津波や火災などの二次災害ももちろん危険ですが、
揺れによる倒壊を回避できれば、命が助かる可能性は大きいです。
地域のみなさまへ。
今回の地震によって被害が生じた建物がございましたら、
まずはご相談ください。
壁紙が割れてしまった、タイルが浮いている、塀が倒れてしまった
どんな些細なことでも結構です。
いつでも家元までご連絡ください。
そして、これからお家を建てようと考えておられる方へ、
私たちは地域の家づくりに携わる企業として、
安心して長く住める家をつくるお手伝いができます。
暖かく、地震に強い、おしゃれな家をデザインします。
一度お話を聞きにきてください。
分からないことがあれば、一緒に解決しましょう。
繰り返しになりますが、
もし何か、少しでも協力できることがありましたら、
いつでも気軽に声をかけてください。
1日も早い復興をお祈りしています。
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